私の親戚の叔父さんは43歳の時に居酒屋で出会った女性と初めて結婚をしました。
それまで結婚できそうな恋も何度かありましたが、結局最後まで行かずにずっと独身だったので、もう結婚しないで一生独身だろうと周りの人も、本人も言っていたので驚きの結婚でした。
隣に座っていたので意気投合！仲良くなって３年後に結婚
叔父さんが40歳の時にいつも通っていた居酒屋に当時35歳だった現在の奥さんが１人で飲みに来たそうです。その時にカウンターで席をひとつ空けて隣りだったので、なんとなく会話をしていたら意気投合したそうです。
当時人気レストランのシェフをしていた叔父さんでしたが、奥さんは当時カフェのオーナーをしていたらしく、お互い飲食業界で働く仲間意識が芽生え話も弾んだとか。
奥さんは当時シングルマザーで高校一年生の男の子が１人いたそうです。その子供さんともそのうち一緒に３人でご飯を食べる仲になりどんどん絆が深まった３年後に叔父さんから奥さんにプロポーズしたそうです。
叔父さん43歳、奥さん38歳。そのプロポーズに二つ返事で奥さんもOKをだして、今は家族３人で幸せに暮らしています。
身なりは若くするのが俺流！一回の買い物では３万くらいは使います
叔父さんが結婚する為に気をつけたことと言えば、いつまでも若々しくありたいと思いそこにはお金をかなりかけたと言っていました。
洋服もおじさん臭さがでないように、ブランドの服屋さんに出向き、そこの若い店員に全身コーディネートをお願いして一回の買い物に三万円くらいはかかっていたそうです。
さらに、加齢臭が気になっていたらしく女性に人気のある大人がつけるようなメンズ香水を軽くふりかけていました。シャンプーの匂いに近い香りでした。
言われなきゃ香水だと気付かないくらいのほのかなシャボンの香りが女性に好印象を与えるコツらしいです。
俺流その２、酒は飲んでも飲まれるな！ヤンチャは卒業します
お酒の席では愚痴や野次をとばすような男にはなりたくないと常に言っていた叔父さんは、飲み屋では絶対に酔うまで飲まないと決めていたそうです。酒癖の悪い男は女性にかなり嫌がられるという事を過去の経験から学んだと言っていました。
なので、奥さんと出会った居酒屋でも飲んだふりをしながら、あいだに水を飲んだりして紳士的に振る舞い、酔ってしまってフラフラな奥さんを家まで送ってあげたそうです。
そういう優しいところに奥さんはキュンとしたんだとか。叔父さんは若い頃ヤンチャしていて腕や背中に少し大きめの入れ墨をいれていました。
しかし奥さんに出会う前の彼女さんに「温泉旅行にも行けないし子供ができたらどうするの？」と、喧嘩した時に言われ、その事をずっと気にしていた叔父さんは結婚するなら入れ墨はない方がいいと思ったらしく3年程かけて入れ墨を消す施術を受けたそうです。
かなりお金と時間がかかり痛みも壮絶だったそうですが、今ではあの時消して本当に良かったと言っています。
結婚するには改善も必要！我が強いのと自分があるのは違いますよ
私は叔父さんが結婚できた理由をあげるとしたら、やはり過去の彼女に言われた事や自分で良くない事と気付いたことをその都度叔父さんは改善してきたのが、結婚への近道だったのかなと思います。
自分を貫き通す男性も素敵だとは思いますが、やはり結婚というものは奥さんや子供を尊重し自分の気持ちを抑えなければいけない場面が多いからです。
自分の好き勝手に生きることより、過ちや反省点をしっかり見つめ直した叔父さんさんは、今の奥さんからもそういう部分を認められたから結婚まで行けたのかなと思います。
おっさんは若くなる努力をしないとダメ
あと、第一印象を限りなく良く見えるように努力した点においても結婚できた理由として大きなポイントだと思います。
やはり初めて出会った時に40代ならではのおじさん臭さが際立つ身なりをしていたら、隣りに座るのも苦痛に感じていまいますし、一緒に外出するのでさえ恥ずかしいとマイナスなことばかり考えてしまうからです。
第一印象で素敵な印象を持たせる努力をした叔父さんだからこそ今の奥さんと結婚できたのだと思います。
