30代後半の主婦です。私が思う40代で結婚できない男性は、複数の趣味があり、家計に負担がかかりそうな気がする男性です。
結婚するということは趣味を控えて、生活費にお金を回すということ
結婚していないと自分の自由な時間に好きなことが出来ます。自分が稼いだお金で趣味につぎ込むことも出来るし、仕事が休みの日には遠くまで遊びに出かけたり旅行したりすることも可能です。
でもその生活に慣れてしまうと結婚生活をするうえで色々な支障が出てくると思います。
例えば、毎月使えていたお小遣いも生活費に回されて使えなくなったり、家の用事などで外出することが増えるので1人で遊びに出かけるのも難しくなると思います。
実際に結婚してみないと実感できないことなので、独身の頃はあまり深く考えずに交際をしているパターンが多いです。多趣味なら会話の引き出しが多くて女性にモテやすくなると思います。
結婚できない男性は、お金を全部自分で使いたい？
でも同時に女性はそういう男性の部分を冷静に見ているので、結婚したら趣味をセーブできるのかと密かにチェックしています。複数の趣味があるなら最もお金がかかりそうなものから控えていくことが出来るのかという疑問です。
結婚後も家計を考えずに自分の趣味にばかり集中されては、奥さんはとても苦労することになるので冷静に見極める必要があるからです。
独身でラブラブの頃には金銭的な部分については気がつかないことがあり、いざ結婚しようかという話になった時に結婚費用から新婚旅行、その後の生活費などについて考えたら呆然となる男性もいるかと思います。
そういう男性は今の生活に満足していて、結婚を夢見ているような部分がありますが、夢ではなく生活費を伴う現実的なことと捉えた時にあと一歩踏み込めないのだと思います。
独身と結婚は全然違う！独身時代の気持ちを捨てないといけない
婚活をしている男性の中には、このような自分自身の時間やお金に対して少なからず妥協しなくてはならない現実を読めていないこともあります。
相手の女性に色々な条件を求めている人ほど、自分に自信をもっている傾向が見られます。
それは良いことですが、自分の収入を趣味につぎ込んでいて「趣味つながりの友達との関係を大切にしているからリア充だ」という男性は結婚後に友達との時間がとれなくて不安定になりがちです。
結婚後は必ずといって良いほど夫婦ゲンカになるし、自分の遊びのお金のために財布を分けよう、という結果になっても最終的には家計の費やすことになるので不満が残ります。
交際時には趣味を理解してくれていると感じていも、独身の時と結婚してからでは全く違うのです。
結婚とは強力！自分のことは後回しにしないといけない
婚活をしている時に相手の女性の職種や収入を気にする男性がいますが、恐らく今後の結婚生活において金銭的にまたは時間的にどれくらい協力してくれるかを考えてのことだと思います。
よほど寛容で収入が安定した女性でなければ、男性側が趣味を減らさずに貫くというスタンスに協力的な態度はとれないと思います。
男性と違って女性は出産や子育てに至った時に、今のままではいらなれないということをよく理解しています。男性よりももっと現実的な未来を見据えて将来の結婚相手を探しているといえます。
たとえ子供を作らずにずっと夫婦2人で過ごすとしても、生活費はそれなりに必要になるし、奥さんが病気やケガなどをしたらますます自分の自由な時間はなくなります。
ピンチを乗り切るにはお互いの協力が必要になり、自分のことは後回しにできる深い愛情がなければ結婚生活は成り立ちません。
相手に合わす余裕が必要！譲歩できる男が結婚を勝ち取る
40代ともなれば自分の生活ペースを変えるのは難しく、独身でいたほうが気楽という意見もよく聞きますが、多分これらの現実的なことを分かっているから結婚できないのだと思います。
男性にとっても40代は人生の後半戦ですから、結婚したいと思う人とそうでない人の大きな分かれ道になるでしょう。
頑固なほど誰かに合わせるのが苦手でマイペースに生きてきた男性には、誰かと協力して支え合う結婚というフレーズが似合わないので結婚できないだろうなと感じます。
大人の男性ですから、今だけではなく結婚後について譲歩する気持ちの余裕を持つことが出来れば、良い結婚相手に巡り会えるチャンスもあるのになと思います。
