32歳の医療事務をしている女性で結婚4年目です。私の周りで40代で結婚できない男性、結構います。それは自分本位な男性です。
問題がないように見える!でも、結婚できない。それは自分本位だからです
一流企業に勤めていたり、医者や弁護士だったり、ルックスだって別に悪くないし人当たりも普通、本人にも結婚したい気持ちや家庭を作りたい意思もある、と一見何の問題もないように見えて周りで「どうしてだろうね?」と話題になることもしばしばです。
若いときにはただただそういういい年した未婚の男性が不思議に見えたのですが、自分が結婚を経験して三十路を過ぎたあたりから、そういう男性の「問題点」や「これは、やっぱりないな。結婚できなくて当たり前かも」と思う部分が分かるようになってきました。
細かい原因はその男性によってケースバイケースではありますが、そういう40代で結婚できていない男性にほぼ共通する点は「なんだかんだ言って自分本位で、相手の女性の気持ちを考える想像力感受性に決定的に欠けている」ところです。
これは、ほぼ間違いないです。周りの同世代の女性と話しても、「ああ、それはある。ていうか大体それがマストな理由じゃない?」とこの説に同意してくれます。
自分では気付かないのが痛い!良い事をしているつもりだからタチが悪い
例えば、ツアーの海外旅行に一緒に行ったときの友達のケースですが、40代の大人の彼はとにかく他人には愛想の良いひとで、ツアーで一緒になったハネムーン中の若いカップルの写真撮影をかって出るような社交性を発揮。
ツアーバスの中ではガイドさんとの会話を盛り上げたりと大活躍だったのですが、肝心な彼女が体調が悪く、バスの中でずっと喋れずぐったりしているのにも気付かなかったようです。
それどころか、彼女の様子をみてその彼は「なにつまんなさそうにしているの?俺がこれだけみんなのために盛り上げているんだから、君もちょっとは協力してよ」などと言ったそうです。
あまりの配慮のなさと自分本位な言動に彼女は呆れかえり、この人と未来はない、結婚なんか考えられないと判断したそうで、帰国後にすぐに別れたそうですが、相手の男性は最後までふられた理由が分からなかったそうです。
彼は以前から女性になぜか突然ふられると言っていたといい、おそらく同じ過ちを過去にも繰り返してきているのだと思います。
自分本位とは思いやりがない事、相手の事を考えない事!女性はそんな男性を好きになりません
女性は、経済力やルックスなどをもちろん男性に求める条件としてある程度重要視する場合もありますが、結婚する場合には「どれだけ自分を大切にしてくれるか」を一番重要視すると思います。
この基本的な自分への思いやりが欠けた相手であれば、他のスペックがどれだけ秀でていようと、自分が結婚後に苦労したり辛くなったりすることが本能的に分かっているからです。
女性は家庭を切り盛りしたり、ゆくゆくは育児を中心に担う場合が多いので特にそういう部分には敏感で、女性に対する配慮が足りなかったり思いやりのない男性は生涯のパートナーには避ける傾向があります。
大抵の男性は、女性には配慮が大事だということにある程度の年齢を経れば経験的に学習済みなのです。
40代でも気付いていない、40代だから注意してもらえない!結婚してない40代男性は考えてみて
しかし、ときどき、なまじスペックが良いため大して苦労せずに女性と付き合えてきた経験などを持つ男性などの中に、いい年をしてそういうことをきちんと理解できていないまま未婚で40代に突入してしまった男性を見かけることがあります。
40代になるとなかなか自分の今までの生き方を修正することが難しい上に、他人もストレートにはものを言ってくれなくなるので自分で気づくことも難しくなり、そのまま独身ロードを歩む可能性が高くなっていきます。
なぜそれほど欠点があるわけでもない自分が40を過ぎても結婚できないのか疑問に思うひとは、一度、今までの恋愛を見直してみた方がいいと思います。
相手への配慮や思いやりに欠けていなかったか、ささいなことでも自分本位で生きて来なかったか、振り返ってみると今まで気付かなかった発見があるかもしれません。