私は36歳、会社員。主人は45歳、こちらも会社員です。婚活、結婚したのは2年前、一人の息子を授かり家族三人で暮らしています。私と彼とは恋愛結婚でお互い若くない歳で出会ったので、交際から結婚まではむしろトントン拍子に進み運命の男性といった感じでした。
お互い家族というものに憧れがありましたし、自分が結婚に対して何を求めているのかもわかっていたので、なんの摩擦もなく、いろんなことがスムーズに進んだんです。
それまで私は、ややこしい事情を抱える男性と交際しては破局することが多く、ああ、運命の人とは、こんなにも問題なくあっさりと物事が進むんだな、と思ったことを覚えています。新婚生活もとても順調でした。
住みたい場所や、友人との交際範囲など、細かいことで行き違ったりすることはありましたが、特に大きな不満という不満はなく、楽しく暮らすことができました。
しかし、少し状況が変わったのは、子供が産まれてからです。世の中の男性はみんなそうなのかと、悩んでしまうくらいの出来事でした。
男性って自分のペースを大事にするもの?それは子供が産まれても変わらず
私の主人は、自分の時間をとても大事にしたい人でした。ストレスの多い仕事なので、家にいるときはゆっくりしたいのは、もちろん当然のことです。
子供が産まれるまえは、会社から帰ってきたらご飯を食べて、ビールを飲みながらテレビを見て、早い時間に寝ていましたし、休みの日は必ず2時間~3時間昼寝をしていました。
わたしは、その生活サイクルだとほとんど夫婦でゆっくり過ごす時間がないなあ、とは思っていました。ですが、寝ている時間は自分の好きなことを自由に出来ていたので、男性ってみんなこんなものなの?まあいいか、ぐらいにしか思っていなかったのです。
まずい、と思ったのは子供が産まれてから。子供ができたら、さすがにそのペースを変えて子育てに参加してくれると期待していたのですが、その考えは甘かったのです。
お腹が減っているのに、何も食べずに子育て!涙がでてきます
主人は、子供が産まれる前と、何ら生活を変えず、夕方会社から帰ってきたら、私が料理を作るのを待ち、食べて、テレビを見ながらビールを飲み、さっさと眠ってしまうのです。
わたしは、泣き叫ぶ赤ん坊をおんぶして夕飯を作り、主人が食べている間は息子にご飯を食べさせ、自分は食べる間もないまま食事の後片付けをすると、息子のおむつ替えをし、歯磨きをさせ、寝かしつけです。
なかなか息子が寝付かない時は、疲れ果てているのと、お腹が減っているので、涙が出てくることもあります。主人はそこにいるのに、寝ていたり、テレビを見ているだけで、何も手伝ってくれないのです。
男性というのは、これが当たり前のことなんでしょうか。子育てに一切協力しないでもなにも思わないんでしょうか。
子育ての苦労を分かってもらえず、辛い気持ちになる!愛情さえ薄れてきます
いないから手伝えない、というのならまだ我慢できるのですが、目の前にいるのに手伝ってもらえないというのは、本当にしんどくて悔しい気持ちになります。
主人に助けを申し出ると、僕は働いて疲れているけど、君は1日中子供と遊んでるだけでしょう、と言います。子供の面倒を見るというのは、立派な仕事だと思います。わかってもらえないのがただ辛く、愛情が薄らいで来るのを感じることがあります。
子育ては遊んでるわけじゃないし、子供に時間をとられて自分がしたいことなんか本当にできません。世の中の男性がみんなこんな考えをしていると思うと、言葉にならない気持ちになります。
子育ての辛さを分かってもらえないと自分を否定された気持ちにもなります。このまま結婚生活を続けて主人を愛していけるかどうか不安でたまりません。