私は現在福岡県在住の37歳、食品工場で作業員をやっている男です。
今から1年前、36歳の春から私は婚活を始めました。職業と住んでいる場所は現在と変わっていません。きっかけは、何となくという感じで、絶対に結婚してやるぞなどという気持ちはありませんでした。
婚活は婚活パーティーや恋活パーティーなどの参加やネットの結婚相手募集サイトを利用しました。婚活を始めた当時は期待に胸を膨らませ、どんな女性に出会えるのかと思っていました。この後、婚活に疲れ果て、絶望してしまうのも知らずに…
何回、婚活パーティーに行ってもカップリングしない
婚活パーティーに行き始めた当初はうまくいかなくても気にしていませんでしたし、ネットでの婚活も然りでした。最初はこんなもんだろうと自分自身で軽く考えていました。
しかし、毎週毎週パーティーに行っても、ネットでアプローチしてもうまくいかないことが続くと、軽い気持ちで婚活を始めた私でも、かなり精神的にダメージを受けてきました。
婚活パーティーの場合、いいなと思った相手を最終的に紙に書いて、その相手も自分を紙に書いていれば基本的にカップリング成立というパターンが多いですが、残念と言うか、無念と言うか、何回パーティーに行っても私はカップリングが成立することはありませんでした。
カップリングが成立せずに帰る時のあの惨めな気持ちは忘れられませんし、かなり自分に自信がなくなりました。
婚活疲れの原因は、女性にモテない事
また、男性は女性よりも倍以上参加費を払わなければならないことも多いので、連絡先も聞けないのならば本当にお金の無駄だ、キャバクラに行った方がマシなのでは？などと自暴自棄にもなったりもしました。
さらに、私自身アニメが好きなので、アニメ好きどうしの婚活パーティーにもよく行きましたが、話が合うのにカップリングになれないのは何かの間違いなのでは？とは自分勝手なことも思っていました。
ネット婚活もメッセージを送っても返事が返ってくることはなく、こちらは早々にやめてしまいました。3ヶ月くらい婚活を続けましたが、婚活疲れが溜まり続け、このままではまずいと思い、ちょっと休止しました。
婚活疲れの原因は上記の通り、女性と何も発展しない、それ以前に何も始まらないということでした。自分が女性にもてないことが事実として証明されたのはかなり辛かったです。
自分は結婚するに値しない人間だと気付く！悟ったかのように体が軽くなった
そこで、家で就寝前などに、なぜ自分はだめなのか真剣に考えてみましたが、答えは簡単で、自分は結婚に値する人間ではなかったからということがわかりました。
私は歳は40歳も近いのに年下の女性希望、年収も低すぎて、容姿も微妙…こんな男と結婚したい女性がいるはずがない、自分が女性ならば、あるいはもし自分に娘がいてこんな男と結婚したいと言ったら、絶対無理と思えました。
そもそもこの歳まで女性とお付き合いしたことがない時点で気づかないといけませんでした。なぜ婚活などするという思考になるのか我ながら疑問です。
そう思うと笑いが出て、体がふっと軽くなった気がしました。私のような男が軽い気持ちで婚活をしてはいけないと自分を戒め、自分を納得させることでこの状況を乗り越えたと思っています。
友達と会社の同僚にも慰めてもらったのは大きかったので、いろいろ話せる相手は大切だと彼らには感謝しています。
婚活は口先だけで成功しない！なにか武器がないとダメ
とりあえず、教訓として、年収にしろ容姿にしろ、何かしら自分に女性を納得させる何かがないと婚活はうまくいかないと頭に叩き込みました。
私自身、人見知りする方ではないので、女性とはよく話しますし、同じ話題で盛り上がることも多かったのですが、そんな口先だけで成功するほど婚活は甘くはなかったのです。
婚活に来られる女性を軽く見すぎていたのが、敗因でしょう。今後自分に自信が持てれば、婚活を再開したいです。
