結婚相談所に入会するうえで気になるのが「成婚率」ですよね。この数字が大きいとその結婚相談所で結婚できている男性が多いという事になり、あなた自身も結婚できる確率が上がる。そう思っているはずです。

しかし成婚率というのは複雑で曖昧なものなんです。各相談所によって算出方法が違いますし、成婚率が高いからといって、あなたが結婚できる保証はありません。

とはいっても結婚相談所というのは、高いお金をだすのだから絶対に結婚したい。無駄なお金は使いたくない。その目安として成婚率が気になるのも事実です。今回はその成婚率の本質をお伝えします。

【ランキング】結婚相談所の成婚率を比較してみた

まずは有名7社の結婚相談所の成婚率をみていきたいと思います。今回調査したのは、ツヴァイ・楽天オーネット・ノッツェ・サンマリエ・パートナーエージェント・IBJメンバーズ・ゼクシィ縁結びカウンターになります。

7つの結婚相談所!成婚率の違い

結婚相談所名 成婚率
ツヴァイ 8.6%
楽天オーネット 11.8%
ノッツェ 非公開
サンマリエ 非公開
パートナーエージェント 27.2%
IBJメンバーズ 8.1%
ゼクシィ縁結びカウンター 非公開

成婚率の算出方法

ツヴァイ

各結婚相談所の成婚率をどのように算出したのかをお伝えします。

成婚実績÷会員数×100

成婚実績 2,760人(2015年4月~2016年3月 会員のみ・オーネットのHPより)
出典「楽天オーネット」

会員数 32,220人(2016年02月 休止中の会員4,920人を含む)
出典「ツヴァイ」 

ツヴァイのHPをみると成婚実績は5,635人(2015年3月~2016年2月・会員と会員外 出典「ツヴァイ」)となっていますが、この数字は会員と会員外を含んだ数字です。

※1 成婚退会者とは、交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)を指します。

楽天オーネットのHPをみていると、会員だけの成婚実績のデータ(2,760人)という情報がありましたので、その人数で成婚率を算出しました。

ツヴァイのHPで現在この数字を確認する事はできませんでした。成婚実績が多いほうが良いのは分かりますが、会員以外と交際・婚約・結婚を理由に退会しても成婚とはしてほしくないのが個人的な気持ちです。

楽天オーネット

成婚実績÷会員数×100

成婚実績 5,524人(2016年1月~12月・会員のみ)
会員数 46,638人(2017年1月1日 休止中の会員12,918人を含む)
出典「楽天オーネット」

楽天オーネットのHPに会員のみの成婚実績と会員数のデータがありましたので、その情報を元に成婚率を算出しました。

パートナー エージェント

成婚退会者(成婚実績)÷年間平均在籍会員数×100

成婚実績 3,050人(2015年4月~2016年3月)
出典「パートナー エージェント」

年間平均在籍会員数 11,213人

成婚率は27.2%(2015年4月~2016年3月)とパートナー エージェントのHPに書いているのでその数字から平均在籍会員数を算出すると11,213人となります。

また、パートナー エージェントはゼクシィ縁結びカウンターやその他の結婚相談所とも会員データを共有していて、他の結婚相談所の会員とも成婚する場合がありますが、その数は含んでいません。

つまり成婚実績の3050人は純粋なパートナー エージェントの会員同士の数値です。(電話確認済み)

※パートナー エージェントの会員に他の結婚相談所の会員を紹介する場合は許可を得た会員のみで、ゼクシィ縁結びカウンターの場合、パートナー エージェントの会員が許可している割合は2017年2月の時点で約6割ほど。

IBJメンバーズ

成婚実績÷会員数×100

成婚実績 4,512人(2015年成婚者数)
会員数 約56,000名(2016年1月)
出典「IBJメンバーズ」

成婚率が算出できない

データとして成婚率として提示している結婚相談所はパートナーエージェントだけになります。パートナーエージェントの成婚率は国勢調査の婚姻率と同じ算出方法です。

それを参考にツヴァイ・楽天オーネット・IBJメンバーズについては、成婚実績数と在籍会員数が分かったのでの成婚率を算出しました。

ノッツェ・サンマリエについては、成婚実績数と会員数が、ゼクシィ縁結びカウンターについては成婚実績数が分かりませんでしたので、成婚率を算出する事ができませんでした。

結婚相談所の成婚率は複雑!基準がない?結婚相談所の成婚率は都合よく出来ている?

成婚率を公表できない理由のひとつに、成婚率を算出する為の基準がないのでだせない。といった意見も聞きますが、私的には基準がなければ自社で独自の基準を設けてだせばいいだけだと思います。

でもその場合は問題がありまして、結婚相談所にとって都合の良い算出方法をする事ができるという事です。

パートナー エージェントでは国勢調査の婚姻率と同じ算出方法で成婚率をだしています。これは、成婚退会者の数を在籍している会員全ての数で割るというもので、1番正しいやり方だと思います。

他には成婚退会者数を全ての退会者数で割った数値をだしている結婚相談所もあるようです。これでは、退会者数の中にどれだけ成婚者がいたのかが分かるだけですので、正確な成婚率とはいえません。

成婚率を公開しない理由は、基準がないからというより低いからだすと評価が悪くなるという理由の方が大きいと思います。ですので成婚率を公開している結婚相談所の方が信頼できると私は思います。

しかし、算出方法によっては自社に都合の良い数値になりますので、そのあたりもしっかりと確認して成婚率と見るようにしないといけません。

問題もあります!成婚率を求める成婚者数はアンケートのデータ?

成婚退会者数÷全会員数で算出して成婚率を公開している結婚相談所は信用する事ができますが、どのようにして成婚退会者数を認識しているのでしょうか?

パートナー エージェントの場合は仲人型の結婚相談所ですので成婚退会者は、退会の時に成婚料を支払うので確認できます。データマッチング型の結婚相談所の場合は、アンケートなどの方法で確認するので、データの信憑性が低くなるデメリットもあります。

データの取得方法は仲人型で成婚料の支払いが成婚の証拠となる結婚相談所の方がデータの信頼度はあがります。

仲人型とデータマッチング型の情報

ツヴァイ

(仲人&データ型・パーソナルサポートプラン・成婚料なし)(データ型・パーソナルサポートプランアクティブ・成婚料なし)

楽天オーネット

(データマッチング型・プレミアムプラン・成婚料なし)

ノッツェ

(仲人&データ型・お見合いアシストコース・成婚料あり)(データマッチング型・ベーシックコース・成婚料なし)

サンマリエ

(仲人型・グランマベール・コンパス・成婚料あり)(半仲人型・コンパス・成婚料あり)

パートナーエージェント

(仲人型・コンシェルジュコース・成婚料あり)(イベント型・イベントコース・成婚料あり)

IBJメンバーズ

(仲人&データ&イベント型・スマートプラスコース・プライムコース・成婚料なし)(データ&イベント型・エントリーコース・スマートコース・成婚料なし)

ゼクシィ縁結びカウンター

(半仲介型・スタンダードプラン・プレミアプラン・成婚料なし)(データマッチング型・シンプルプラン・成婚料なし)

仲人型とデータマッチング型の特徴

仲人型とデータマッチング型の違い、メリットとデメリットを簡単に説明します。

仲人型のメリットは会員の質が高くアドバイザーが仲をとりもってくれます。デメリットは会員数が少なく費用が高い事でしょう。データマッチング型は会員数が多く費用も安いのですが、会員の質は様々でアドバイザーが仲を取り持つ事もありません。

先ほどお伝えした成婚率のデータ取りに関しても仲人型で成婚料を支払う結婚相談所の場合は確実ですし信頼がおけますが、データマッチング型の結婚相談所はデータの取得が難しいといった問題があります。

ただし、仲人型でも成婚料を支払わない場合や、退会の時の、退会理由をアンケートにとるだけの結婚相談所もあるようなので注意が必要です。

成婚率の高い結婚相談所はどこ?

成婚率の高い結婚相談所でいうとパートナーエージェントが1番高くなります。各種データを積極的に公開して結婚というゴール(結果)に向かって300時間のトレーニングを積んだコンシェルジュがサポートしています。

データを分析して得られた成婚KPIという独自のプログラムを使って、婚活の進め方を教えてくれます。

なにより私がいいと思うのは、結婚相談所の中で1番データをだしている所です。男性というのは数値でものの良し悪しを決めたりしますが、私もその1人です。

成婚率は関係ないサービス内容で勝負するという結婚相談所もありますが、数字でも勝負をしてもらいたいと思います。きちんとした数字をだしてかつ、その裏づけとしてサービス内容を説明する結婚相談所のほうが信用ができますし、説明にも納得ができます。

とはいっても数字をだしまくっているパートナーエージェントですが、若干それこじつけやないですか?といった部分も私的には見られました。

また、数字だけではない部分もあるでしょうし、サービスやアドバイザーとの相性もあります。成婚率が一番の結婚相談所ではありますが、結婚相談所を決める条件として、成婚率だけではない部分もみていく必要があります。

40代男性の成婚率は20代男性と比べて低い?

成婚率が高いといっても我々40代男性の成婚率が高くないと意味がありません。そこで40代男性と20代男性の成婚率の違いをパートナーエージェントのデータを元にみていきたいと思います。

年齢別実績(男性)

30歳以下(20代)

成婚131人 出会い平均18.6人 交際平均6.2人 成婚するまで平均9.2ヶ月

31歳~35歳

成婚347人 出会い平均25.3人 交際平均7.3人 成婚するまで平均10.8ヶ月

36歳~40歳

成婚516人 出会い平均31.5人 交際平均8.1人 成婚するまで平均14.6ヶ月

41歳~45歳

成婚319人 出会い平均32人 交際平均8.6人 成婚するまで平均17.1ヶ月

46歳~50歳

成婚139人 出会い平均33.9人 交際平均9.6人 成婚するまで平均19.8ヶ月

51歳~55歳

成婚33人 出会い平均27.2人 交際平均8.9人 成婚するまで平均19.4ヶ月

56歳以上

成婚21人 出会い平均21.4人 交際平均8.9人 成婚するまで平均15.1ヶ月

※2014年4月~2015年3月の成婚実績から算出
出典「パートナーエージェント」

成婚した人数は1,506人となりますので、倍の3,012人が2014年度の成婚者数ということになります。2014年度の成婚率は24.2%ですので会員の人数は12,446となるはずです。

12,446人中3,012人が成婚すると24.2%になります。しかし、パートナーエージェントのデータでは2015年度の会員数は11,571人となっています

※理由としては、パートナーエージェントの成婚率の計算は母数が年間平均在籍会員数という事と、HPのデータはその年の最終的な会員数という事で誤差が生じているのだと推測されます。

40代男性と20代男性の成婚率を比較

20代の成婚者の数は131人。40代(41歳~50歳)の成婚者の数は、319+139で458人となります。数だけ見ると40代の方の成婚者数が多いようにみえますが、年代別の在籍者数と照らし合わせて割合を計算したいと思います。

注意点

成婚者数のデータは2014年4月~2015年3月のものですが、年齢別会員数を知るデータとして、2016年4月現在のものを使います。

一年後のデータですのが年代別にこの年代が急激に増えたという事はなく、会員全体の人数は増えたが、年齢別の割合は変わっていないという仮定の元での検証になります。

また、男女比は公開されていないので5:5として計算しました。ですので実際の割合が、4:6など男性が少ないと成婚率は上がり、6:4など男性が多いと成婚率は下がる計算になります。

年齢別の成婚者数(男性のみ)

成婚者数 1,506(人)
30歳以下(20代) 131
31歳~35歳 347
36歳~40歳 516
41歳~45歳 319
46歳~50歳 139
51歳~55歳 33
56歳以上 21

年齢別の会員数(男性のみ)

年間平均在籍会員数 100(%) 6,223(人)
30歳以下の割合 6.6 410
31歳~35歳の割合 18.2 1,133
36歳~40歳の割合 29.3 1,823
41歳~45歳の割合 25.7 1,599
46歳以上の割合 20.2 1,257

年齢別の成婚率(男性のみ)

年齢 会員数(人) 成婚数(人) 成婚率(%)
30歳以下 410 131 32.0
31歳~35歳 1,133 347= 30.6
36歳~40歳 1,823 516 28.3
41歳~45歳 1,599 319 19.9
46歳以上 1,257 139+33+21=193 15.4

年齢が上がると成婚率は下がる

当然と言えば当然の結果で年齢が上がるごとに成婚率は下がっていきます。パートナーエージェントの男性会員の割合は2016年4月時点で30代後半から40代前半の割合が多いので、成婚者数も必然的に多くなりました。

すべての結婚相談所が同じではないと思うのですが、今回の調査から、ほとんどの結婚相談所でも年齢が上がるごとに成婚率は下がっていくものだと思います。

パートナーエージェントの2014年度の成婚者数と成婚率24.2%、そして、2016年4月現在の年齢別割合、男女比を5:5と仮定して調査したのですが、基準となる成婚率24.2%を上回るのは30代以下となり、40代以上は基準値を下回っています。

この事から40代以上の成婚は難しいと読み取る事ができます。推測ですが、数々のデータを公開しているパートナーエージェントが46歳以上の年代をまとめて表示しているのは、50代以上の男性の成婚率が10%を切っているのではないでしょうか。

なのでそれなりに成婚数のある46歳以上とまとめることで10%以下というネガティブな数字を表現しないようにしているように思ってしまいます。

41歳以上とまとめないのと、46歳以上とまとめる理由としては、40代でも成婚率は高いので結婚できますよという戦略なのかなと思います。

推測では、46歳~50歳までは17~18%くらいはあって50歳以上は10%以下なのかなと勝手に考えています。また、36歳~40歳をまとめて39歳にしないのは、40代でも平均(24.2%)以上あるから40代以上でも結婚できますよとのイメージ付けかなと、これまた勝手に思っています。

と40代男性の成婚率は低いような事を言って来ましたが、一般的な結婚相談所の成婚率は10%前後ですし、それ以下の成婚率の結婚相談所もあります。

さらにその10%というのは全年齢の平均が10%という事ですので、40代男性の成婚率はもっと低いと思われます。それと比べるとパートナーエージェントの数値は他社の2~3倍ですので凄いとしか言いようがありません。

成婚退会までの期間を比較

成婚率は各社によって様々ですが、おおむね10%前後でパートナーエージェントが25%を上回る数字をたたき出しているのが2017年の成婚率の現状です。

でも成婚するまでにどれくらいの期間を要しているのでしょうか?

40代男性の成婚率は20代男性と比べて低い?の年齢別実績(男性)ではパートナーエージェントの年齢別の成婚までの平均期間も公開していましたが、ここでは各結婚相談所の成婚までの期間をまとめます。

ツヴァイ

成婚退会までの期間でもっとも多いのは4ヶ月

出典「ツヴァイ」

楽天オーネット

出会いから成婚退会までの平均交際期間は8カ月です。
※2015年に会員同士で成婚退会された方の出会いから成婚退会までの交際期間です。

出典「楽天オーネット」

ノッツェ

ノッツェ会員様の選択基準が多様なため、一概には言えませんが、早い方で2~3ヶ月で成婚、結婚退会される方もいらっしゃいます。交際から9ヶ月前後で成婚まで至る方が多いようです。

出典「ノッツェ」

サンマリエ

ご成婚された方が、入会してから成婚退会するまでの活動月数は、男性は6ヵ月、女性は4ヵ月、5ヵ月の方が最も多いです。
成婚までの平均活動月数は7ヵ月です。

サンマリエのメンバーは真剣に結婚を考える方ばかりですから、交際成立後は3~6か月ぐらいで結婚を決めるカップルが多いようです。

※2015年1月1日~2015年12月31日までの会員様データをもとに作成しています。

出典「サンマリエ」

パートナー エージェント

成婚退会までの期間(全期間)

1~12ヶ月 64.9%
13~18ヶ月 14.4%
24ヶ月以内 7.9%
24ヶ月以上 12.8%

成婚退会までの期間(1年間だけでみる)

1ヶ月 0.23%
2ヶ月 3.02%
3ヶ月 7.11%
4ヶ月 9.25%
5ヶ月 8.59%
6ヶ月 7.21%
7ヶ月 6.79%
8ヶ月 5.97%
9ヶ月 5.15%
10ヶ月 4.20%
11ヶ月 3.97%
12ヶ月 3.40%

成婚退会した会員の中では、4ヶ月が一番多い(9.25%)

※2016年4月調査(2015年4月~2016年3月)
出典「パートナー エージェント」

IBJメンバーズ

ご成婚までの平均活動期間は10.2ケ月!

1年以内のご成婚を目指すIBJメンバーズではご入会から平均10.2ヶ月でご成婚されています。
数多くの会員様の中からお相手を探せ、カウンセラーからの充実のサポートが受けられることで多くの会員様が1年以内にご成婚されています。

出典「IBJメンバーズ」

成婚までの道のりは長い?

各社の公開しているデータをみると早ければ2~3ヶ月で成婚でき、4~6ヶ月が最も多く、8~10ヶ月が平均といったところではないでしょうか。

成婚出来る人に限ってみれば意外と早く成婚出来るようですが、その反対に2年以上かかって成婚する人や、成婚できずに結婚相談所を退会する人がいるのも事実です。

結婚相談所に入会すれば結婚出来るのではなく、結婚の意志をもって期限を決め婚活することにより、成婚の可能性が上がるのでしょう。

10%って良いの悪いの?結婚相談所の成婚率は低いのか?

パートナーエージェントの27.2%は特別な数字ですが、一般的に10%前後が結婚相談所の成婚率というデータがでました。この10%という数字は低いのか?意外と高いのか?

結論からいいますと、結婚相談所、SNS以外のインターネット、イベントで出会い結婚する割合は数%です。婚活サービスを使い活動をして結婚できる確率は、同じくらいなので結婚相談所の数字が特別低いという事はないということです。

数字だけでみると低いです。これは紛れもない事実。さらに数十万円という大金をかけてこの数字です。これが数千円なら、うまいと評判の飯屋に行ったのに、まずい飯を食わされたくらいの話で、話の種になり笑い話ですむでしょう。

それが数十万円かけて、結婚出来るのは10%前後。残りの90%はお金を無駄に使っただけになります。これは笑い話ですまないと思っているはずです。金をかけるのだから結果をだせ。そんな気持ちでしょう。

成婚できる割合というのは、活動する場所によって違いますが、費用対効果からみて結婚相談所は良いのか?悪いのか?その観点で10%という数字をみていきたいと思います。

1年間の費用からコスパをみる

結婚相談所によって費用は違うのですが、今回は1年間にかかる費用を30万円としてみていきたいと思います。1年で結婚できれば30万円で結婚相手を見つけることができたとなります。

その結婚相手を見るけることができる確率が10%前後というのが、今の結婚相談所のおおまかな数値です。

10%というのは、資格試験でいえば税理士、保育士、社労士あたりが10%前後の合格率ですので、難易度の高い試験になりますので数値的には低い、難易度が高いとなります。

しかしここで問題があります。10%というのは全体でみた成婚率です。

10%は全体の数値で40代男性の成婚率はもっと下がりませんか?

今まで10%という成婚率は低いの高いのかということについて話をしてきましたが、これは全体での数値ですので40代男性の成婚率となるとデータが公開されていませんので分かりません。

パートナーエージェントのデータを参考にすると、全体で24.2%に対して40代では、20%を切る数値になっています。これは全体に対して40代男性は60~80%の成婚率という計算になります。

ですので40代以上の成婚率は6%としてみていきたいと思います。

30万円で6%の確率。

40代以上の男性は結婚相談所で活動すれば、30万円かけて6%の男性が成婚出来る。これを基準に話を進めます。かなり難易度が高い数字多度いえます。

しかし問題は6%なのに30万円もかかるという事です。これが3千円なら成婚率が6%で結婚できなくても、これほど問題になる事はありません。やっかいな問題は30万円という価格です。

出会いの金額!結婚相手と出会うのにかかる金額は?

ここでまず結婚相手との出会いのきっかけをみてみましょう。


出典「夫婦関係調査2015 リクルートブライダル総研調べ」

このデータを見ると40代男性の結婚相手との出会いで1番多いのが会社や職場、または仕事関係での出会いです。この出会いだけで40.2%です。職場で出会いがなければ結婚できないくらいの勢いですね。

また、そこに「友人の紹介」をプラスすると61.1%になります。でもあなたは、そこで出会いがないから「結婚相談所」や「その他の出会い」で結婚相手を探しているはずです。

今回注目する所は、「サークルや趣味・習い事の活動を通じて」と「同じ学校やクラスでの出会い」です。40代で6.5%と6.3%いう数値になっています。この数値は職場や紹介の次に高い割合です。

※注意点
数字は結婚出来る確率ではなく、結婚した人全体から見た出会いの割合です。

学校や趣味は結構高い?年間で考えると意外をかかる?

サークルや趣味・習い事というのは、所属するコミュニティーによって金額も様々ですが、例をあげると、社会人サークルはイベント毎に料金がかかり3~5千円くらいかかります。

趣味や習い事は、ゴルフ・バイク・英会話・空手・ヨガ・ダイビングなどあり一概にはいえませんが、月会費がだいたい数千円~1万円くらいです。趣味に関してはお金のかかる趣味というのが多いように思います。

1年間の活動費でみると10万円くらいから、趣味によっては、道具をそろえたり活動にお金がかかるものもあり、数十万円を超える可能性もあります。

40代が行く学校。ここでいう学校とは資格取得のための学校だと推測できます。資格学校の学費については資格の種類によって違いますが30万円くらいから、となっている所が多いですので結婚相談所と同じ位がそれ以上の金額を支払わないといけません。

また、40代は仕事があるから学校にいけないというのは抜いて話をしますが、仮にあなたが学校(大学)に行ったとします。大学の学費は1年間で約100万として計算すると、約100万円で女性と出会い結婚出来る可能性がでてくるという事になります。

ここで注意点が2つ。学校やクラスというのは出会いが目的ではない出会いの場所ということ。さらに結婚相談所の成婚というのは結婚ではなく、結婚の意志をもって結婚相談所を退会する事です。

出会いの場所じゃない方が数値良くない?

出会いの場所の違いによる結婚の割合は、40代で学校やクラスが6.3%、結婚相談所が3.1%です。

結婚相談所は出会いを目的としているのに「3.1%」で学校やクラスは出会いを目的としていないのに「6.3%」もあるというのは、婚姻者全体からみた結婚相談所の利用率が低いからという理由があります。

結婚相談所に入会している人というのは、結婚に対する意識は物凄く高いのですが、会員数が約1万人から多くても数万人程度のところがほとんどです。反対に学校やクラスというのは、全国に数多くあり所属している人数は結婚相談所よりもはるかに多いと思われます。

でも、出会いの場所じゃないのに、出会いの場所である結婚相談所より高い数値っておかしくないか!と思われるかもしれませんが、結婚相談所と学校では女性の種類が違います。

結婚できる数値の違いは、結婚までのプロセスが違い、結婚相談所の女性はスペックを求めるので、出会いにくいが出会ったら結婚までいきやすい。学校は出会いを求めている訳ではないが、共通の話題で仲良くなりやすく出会いやすいが結婚までは難しい。

結婚相談所
出会う人数は少ない 女性に品定めされる 交際となれば結婚までは早い

学校
出会う人数は学校による 女性に品定めされにくい 結婚までは遅い

出会いは少ないが結婚意識が高い女性と出会うか、出会いは多いが結婚意識が低い女性とであうか。また絶対数の違いが結果として数値の違いを生んだといえます。

結婚相談所って成婚退会しても結婚するとはかぎりませんよね?

成婚退会はあくまで結婚の意志を持って退会すること。その後、真剣に交際して相手を見る必要があります。ヤフー知恵袋にもこんな投稿がありました。

「成婚退会の際、相談所の方から「なにも成婚退会したからといって直ぐ結婚しなくてもいい、結婚に向けてより親密な交際に入る、ぐらいに考えていいですよ」などと言われたこともあり軽く考えていました。」

出典「ヤフー知恵袋」

この結婚相談所の方の言葉のように、結婚を前提でお付き合い(交際)をするということですので交際している中で、やっぱりこの人じゃないと思って別れる事もあります。

成婚退会したから結婚までいくとは限らない理由として、成婚して交際して相手ももっと良く知るという事があげられます。大切なイベントなので簡単に決められないというのは納得です。

ですので実際に結婚する人は成婚退会した人数よりも少なくなっています。しかし、結婚の意志を持って婚活している女性ですのでよほどの事がないかぎり結婚となります。

結婚相談所に入るべきか?結局どうなの?

結婚相談所に入るべきか?わたしの答えは入るべきです。ただしお金に余裕がある場合といった前提があります。

まず、結婚を目的としているにもかかわらず成婚率は40代男性で約6%~約20%と言う数字で、成婚退会したからといって結婚するとは限らない。

そんな不安定なものに30万円をかけて結婚できなかった場合のショックが大きい可能性があるので結婚相談所はお金に余裕のある40代男性しか入会しない方がいいでしょう。お金に余裕がない男性は他の婚活や出会いの方法で結婚相手を探す方がいいです。

結婚相談所を完全に否定しないのは、結婚相手と出会った場所が職場が大部分を占めていて、その他の出会いに関してこの出会いが1番いいですよといった、飛びぬけたものがないのが現実です。

ではどうするのかというと、出会いの場所を併用する必要があります。1つの出会いにこだわらない事。これが結婚を早める方法です。そのなかには結婚相談所も含まれています。

併用経験あり・恋人ができた:32.4%/併用経験なし・恋人ができた:24.9%

出典「婚活実態調査2016(リクルートブライダル総研調べ)」

このデータにありますように、婚活サービスを併用する事で恋人ができる割合が高くなっています。1つの婚活方法にこだわらず、あらゆる婚活サービスの利用、その他婚活以外でも出会いを求める事で結婚の可能性が上がります。

結婚相談所というのは、結婚の意識が高い女性が多いので交際となれば結婚の可能性は高いサービスです。結婚相談所によっても成婚率の違いはもちろん、サービス内容やスタッフの対応も違ってきます。

あなたに合った結婚相談所を、あなたご自身が資料をみたり見学したり、スタッフの説明を聞くことで、見つける努力をする事も大切です。

おすすめのマッチングアプリはペアーズ

恋活・婚活が成功しやすいマッチングアプリは会員数800万人以上の「ペアーズ」です。

会員数が多いと、それだけ出会いを求めている方が多いので必然的に恋活・婚活が成功する確率が高くなります。

また、10年以上も運営していいるので安全に利用が可能です。

恋人や結婚相手が欲しいなら「ペアーズ」を利用して探すのが良いでしょう。

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