私は２年半くらい前に婚活を始めた男性です。40歳になり、そろそろ独身生活を改めようと思った事がきっかけです。フリーランスで独立して５年目。収入も安定してきて、生活にゆとりを持てるようになったのも大きいです。
婚活初心者だった私は、まずはネットで婚活パーティーを探してみました。いろんな会社が開催しているので、自分の条件にあったパーティーを探しました。婚活サイトや婚活アプリは出会い系と同じような印象だったので使用していません。
今まで参加した婚活パーティーは、ホテルやレストランでのいわりる婚活パーティーが多いです。そのほか、街コンのようなタイプや観光バスや鉄道などバスコン・鉄コンにも参加。
20代の頃は友人の紹介が多かったので、婚活を始めるにあたり友人に声をかけたのですが、年齢的に既婚者が多く、友人からの紹介はあまり期待できませんでした。
笑顔で会話をしていたのに、年収と職業が分かると態度が変わる女性
まず、婚活を始めて痛感したのは「年収」と「職業の安定度」です。人生経験豊かなアラフォー女性ですから、この辺りの条件はシビアです。婚活パーティーでは参加条件が年収500万円以上や公務員などと限定しているものも多いです。
そういう制限のない婚活パーティーでも、やはり年収が高かったり公務員など職業の安定している人は人気が高いです。
私自身、パーティーで良い雰囲気になった女性に職業と年収を伝えたところ、女性の笑顔がすぅっと薄くなり、数分後にはさり気なく席を移動された経験があります。
その女性とは縁がなかったものと思っていますが、やはり少しショックでした。
スペックが同じでも選ばれる男性の条件は、話を聞くのが上手い男性？
では年収や安定した職業の人でなければダメなのかといえば、そうではないと思います。というのも、今まで参加した婚活パーティー等には、好条件ではないのに人気の集まった男性が何人もいたからです。
特別容姿が良いわけでもなく、私とそうスペックの変わらない人なのに、私はうまくいかずにあの人はなぜうまくいくのだろうと思いました。
そういった人たちを観察したり、女性そっちのけで話をしにいったこともあります。そういう男性は、人と話すことが好きだったり、会話がうまい人なのです。女性に積極的に話しかけて、会話のネタを提供しつつ、女性に話をさせて自分は聞き役に徹するのです。
それまでの私は、初対面の女性にしどろもどろで話しかけて、何とか『自分のスペックを良く見せよう』とか『口説こう』などと、女性の気を引くことばかり考えていました。それは大きな失敗だったのです。
「自分から女性へ声をかけること」「聞き役に徹する」というのが人気の秘訣というわけです。この２つを心がけてから、女性との会話が少しずつ上手になっていきました。
服装や時計は自分のサイズに合ったものをすれば、ＧＥＴ率が上がる
着るものも大切です。高級ブランドである必要はないのですが、くたびれていたり、サイズが合ってなかったりすると女性の目には大きなマイナスに映ります。
一度、間違えて普段掃きの革靴で婚活パーティーに出席してしまった事があります。女性と座って話している時は良くても、席の移動などで立った際に靴をチラ見されてすぅっと引かれてしまいました。
腕時計については、腕時計をしていないというだけでマイナスのようです。私はフリーランスになってからは腕時計をやめてスマートフォン頼りになっていました。
婚活パーティー等でもそれを通していたのですが、あるパーティーで隣り合わせになった時計メーカーに勤務しているという男性に教えられました。男性のセンスや収入を計るポイントになっているそうです。
高級腕時計ではなくて構わないので、自分の手首の太さに合ったものでクロノグラフ付きが人気ということでした。そのパーティの帰り道に時計を買いました。
年収が高くなくても、ポイントをしっかり守れば、女性と交際の可能性も高くなる
アイロンのかかったスーツとＹシャツ、フリーランスということを主張するつもりでネクタイはしていません。しっかりと磨いた外出用の靴と手首のサイズに合ったクロノグラフの腕時計。ひげのそり残しはもちろんありません。
そして女性に積極的に話しかけ、会話を弾ませて聞き役に徹する。これらが最近になってやっと自然なふうに身についてきました。
その成果でしょうか、いまは３人の女性と婚活パーティー後に継続して会えるようになりました。
まだ交際までは発展していませんが、もうそろそろかと楽しみにしています。
