現在私は32歳でペット食品系の仕事に携わっております。元々パン職人をしており、その時に女性をデレ100%にして落とした出来事を掲載します。今から約12年程前、私が20歳位でまだパン職人として駆け出しの時でした。
本社工場から店舗へ異動した時の事です。異動した先に、菓子職人の女性がおりました。彼女は当時34歳でしたが見た目では30歳前に観られる感じの綺麗な方でした。
彼女には2人の子供がおり、既婚者でした。しかも彼女の旦那さんは同じ会社に勤めており、異動する前に居た本社工場で私の上司をしておりました。
仲良くなるきっかけは、共通点からでした
彼女と仲良くなるキッカケは芸能人の話からでした。彼女は元不良の芸能人が好きだと話しており、私も昔ヤンチャをしていたので元不良芸能人が好きでした。そんな話をしている内、二人の距離がグッと縮まりました。
ある時彼女から「今、彼女いないの?」と言われました。居ないよと言うと不思議がっていました。自分で言うのも変ですが、イケメン系の部類に入っていると思いますので彼女は付き合っている人が居ると思っていた様です。
彼女に「カッコイイのに勿体ない」と言われ少し嬉しくなり年上女性に対して恋心が芽生えました。20歳位まで、年下や同級生の6人程と付き合った事がありましたが、年上女性からその様に言われたのは初めてでしたので初めての体験でした。
無視をしたのが逆効果!デレ100%になってしまった
しかし、相手は上司の奥さんでもありますので、深入りしない方が良いと思い少し冷たくしていました。話掛けられても無視をするなどしていましたが、逆効果になってしまいました。
会社のロッカーは男女兼用になっており、朝早く出勤し着替え用としていると彼女が入ってきました。彼女の出勤時間までは、まだ4時間もあるのにどうして来たのかビックリしました。
するといきなり抱きつかれキスされました。彼女から「カッコイイ人から冷たくされたりすると燃えるの。○○が好き」と言われました。
旦那さんとは仲が悪いと聞いていましたが、まさか私にデレ100%になるとは思っていませんでした。キスをされている時、「上司の奥さんなんだ、まずいぞ」と心の中で叫んでおりましたが、年齢よりも下に見える彼女の綺麗さに負けてしまい、「俺も好き」だと言ってしまいました。
デレ100%の彼女とホテルで一線を越えた、その後は朝のキスが日課
そして夜会う時間が少しあるとの事で、仕事終わりに会う約束し私は仕事に入りました。私の部署と彼女の部署はガラス張りの隣の部屋になっており、仕事中ずっとお互いでアイコンタクトしていました。
仕事が終わり近くで彼女と会いました。年上女性の魅力もそうなんですが、彼女の勢いに負けホテルで結ばれました。彼女は家庭を持っているので長時間は一緒に居られませんでしたが、楽しい時間を過ごしました。
それから毎朝彼女か出勤してくる8時になると私はトイレに行くフリをしてロッカーへと向かいました。行くと彼女が凄く喜びながら私を待っており、キスをしました。これが3か月程毎朝の日課となりました。夜も彼女の時間が空く時は会っていました。
キスが見付かる!会社にばれて自主退社
しかしある朝キスをしていると珍しく同僚が入って来て、私たちの光景を見られてしまいました。上司の奥さんでもある彼女との関係は知られたらカナリまずい事になります。
ですので、言わないでくれと同僚に伝えました。同僚も内緒にしておくと言ってくれたのですが、数日後には周りの人へと伝わってしまいました。
さすがに私は居ずらくなり自主退社しましたが、彼女は厳重注意だけで済んだようです。不幸中の幸いですが、噂は上司のいる本社工場までは広がらずに済み、家庭崩壊にも至らなかった様です。
デレ100%の威力は凄い!もしかしてヤンデレ?
会社を辞めてからも彼女からのメールや着信は多数きましたが、縁を切る丁度良いタイミングでしたので全て無視しました。しかし毎日50通近いメール、鳴りっぱなしの着信に恐怖を覚え番号を変更しました。
彼女は私に対してデレ100%になった理由は冷たくされたからと言ってましたが、冷たくされると我慢できなくなる性格なのでしょうか。デレ100%はヤンデレになる可能性もあると知りました。
付き合う前は遠慮していたのだと思います。1度付き合って別れるのと、初めから付き合っていない何もないのとでは、気持ちの持ち方も変わってくるのは分かります。有るものが無くなると、求めてしまうのでしょう。
というより、初めからデレ100%ではなくてヤンデレだったのかもしれません。良く考えると、いきなり抱き疲れてキスされたのが始まりですが、あの時、私が拒んでいたら、その時にヤンデレになっていたのかもしれません。デレ1200%とヤンデレは紙一重なのかもしれません。
私も年上への免疫が無かった為、人妻との楽しい時間を感じていましたが、それ以上に彼女は楽しい時間を過ごしたのだと思います。私にとってとても良い経験と勉強になりました。