略奪された決め手 歳上ゆえの強引さ
現在の年齢 30歳
当時の年齢 19歳
職業 専門学生
略奪男性の年齢 28歳
職業 サッカーコーチ

今から約10年前の略奪愛の話しです。私は都内の介護系専門学校に通う専門学生でした。

同時私には、高校を卒業してから付き合った、同級生の彼氏が居た。彼氏は浪人しており、予備校に通う傍で私と会って居たが、浪人生の為バイトはしておらず、私の居酒屋でのバイト代で食事などのデート代を奢っていました。

彼には勉強を頑張って欲しかったし、何よりも大好きだったから、私がデート代を出したりする事には抵抗が無かったし、彼と会いたい一心でたくさんバイトをしていました。

同時私は学校、居酒屋のバイト、登録制のバイトなど毎日ヘトヘトだったが、居酒屋のバイトは楽しかったし、お客さんと仲良くなれるのもすごく楽しかった事を覚えています。

かっこいい男性がいたが彼女がいた

ある日いつも通り居酒屋でバイトをしていると、地元の人たちの宴会が入っていて合計30人くらいは来ていたと思う。

殆どが大学生くらいの私と同年代の人達で、私にメアド(同時はLINEが無かった)を聞いて来たらからかってきたり、酔った勢いで抱きついてくるなどかなり盛り上がっていた。

そんな中で、一人だけ、凄くかっこいい落ち着きのある人がいた。私をからかう男性をたしなめたり、私が1人でレジ番をしていたら近くに寄って来て「俺の連れ達がごめんね」と謝ってくれたりした。

同時あまり年上の男性と普通に会話する機会が無かった私は、どう接したらいいかわからずにかなり無愛想だったと思う。

スポーツマンっぽいけど何してる人なんだろう。結婚してるのかななんて思ったりしていたけど、彼の隣には綺麗な黒髪の女性が常に居たし、彼が私に話しかけているのがあまり気に食わなかったようで、頬を膨らまして嫉妬したりして居た。

そんな彼女に、彼は、まぁまぁ…というような態度を見せていたので、彼女なんだろうなぁと思っていた。

携帯がない!見つけてくれたのは、その男性

そんな中、私は、忙しく宴会の相手をしたり他のお客様の接客をしていたのだけれど、気がついたらズボンの後ろポッケに入れていた携帯が無い。

座ったり立ったりしていたので、しゃがんだ時に何処かに落としてしまったようだった。一瞬焦ったけれど、お店からは出ていないし、お店の中にあるだろうと思って探していたら「もしかして携帯探してる?」と誰かに話しかけられた。

え?と思って振り返ると、先ほど私に謝りにきた男性だった。「あ、はい」と答えると、彼は私の携帯を手に持っていて「これでしょ?」と言った。

携帯が見つかって良かった!と思い受け取ろうとしたら、「見つけてあげたお礼に、メアドを教えて」と言うので、まぁ、いいか。と私も軽く考えて、彼とメアドを交換した。

一緒にジョギングする事になる

その後は目まぐるしく毎日を過ごす中で、たまーに彼と他愛のない世間話をやり取りしていた。お互いにジョギングが、趣味とわかり、家も近いので、1人で夜走るのも何気無く怖かったので、一緒に一度ジョギングする事になった。

彼はサッカーコーチをしているし、ダイエットのアドバイスも貰えるかもしれないからラッキー、くらいの感覚だった。彼女らしき人、彼女じゃない。俺のこと好きみたいだけど…と彼は言っていた。本当かはわからなかったけど。

約束のジョギングの日、待ち合わせ場所に行くと、宴会の時の落ち着いた服装とは違う、スポーツマンの格好をした彼がいた。身体も引き締まっていたし、情けない事に、彼氏持ちにも関わらずドキッとした。

2人で会話しながら大きな公園をジョギングしていると、彼が「ジョギング終わったら少しドライブしない?」と言った。

これまでの彼とのメールのやり取りや、ジョギング中の会話などで気を許してしまっていた私は、軽くOKを出してしまった。彼氏には罪悪感を持ちつつも..

彼氏とは違う!ドキッとしてしまう

ジョギングが終わり彼の綺麗な黒い車に乗り、ドライブをしながら途中立ち寄ったコンビニで飲み物を買おうとしたら、レジに並ぶ私の手をぎゅっと彼が握ってきた。

え??と思い彼の方を見ると、ニコッと笑い、私の選んだ飲み物を私の手から取り、何も言わずにお会計した。彼氏の分はいつも私が買っていたので、そのさりげない行動にどんどんドキドキしてきてしまった。

車に戻り、ありがとうございます、と一言言うと、「良いんだよ。こういうのは男が奢るのが、普通なんだから」と彼は言った。

続けて、「ねぇ。彼氏いるって言ってたけど、学生でしょ?いつも○○ちゃんが奢ってあげてるって言ってたけど、それ普通じゃないよ。どんな状況でもお金の事で女に頼るなんて、違うよ。男じゃないよ」と言った。

私はビックリした。彼氏に奢るのが当然だと思っていたし、彼氏も当然のようなそぶりだったから。

略奪愛は急に訪れた!急に彼氏と別れる事になる!どうしようと思う反面、ワクワクしていた

「奢ってもらうのが当然って思う女性は苦手だけど、○○ちゃんは、最初から自分で買うつもりでレジに並んでいたし、そういう気遣いができる子って、好きなんだよね。○○ちゃんの事凄い好みなんだけど」と彼は言いながら、助手席の私を抱きしめた。

ビックリしてビックリして、身体が硬直してしまったけど、それと同時にこれまでの彼氏の態度、勉強に対する自信のなさからくる女々しさ、お金に対する姿勢などが頭の中に一気に出てきた。

彼氏のことは好きだけど私だってたまには甘えたい。甘やかされたい。そんな事を考えてしまった。「今ここでメールして、彼氏と別れちゃいなよ」と彼は言った。

「でも。まだ好きだし、そんな簡単には」と言う私を見て彼は、私が手に持っていた携帯を取り上げた。「今ここで電話して別れてよ、言えないなら俺が言うし」そう言い、彼氏の番号を探して電話をかけた。

急展開でおろおろしてしまっていたが、心のどこかで、すごくワクワクドキドキしている自分が居て、身動き出来ずにあっという間に彼が彼氏に電話をかけて話し始めてしまっていた。

「お前は勉強に集中しろよ。○○ちゃんはお前といるより俺といる方が幸せになれるし俺も自信あるから」と言い放ち、電話を切っていた。

男らしさに私の心は奪われ略奪愛

ドラマの様な展開で、目の前でこんなことが起きるなんてビックリしたと共に、彼氏には無かった強引さ、男らしさに私はすっかり心を奪われてしまった。

その後は彼と付き合う事になり、今までの彼氏との違いを様々なところで実感する事となった。

年齢故の包容力、大人の仕草、器の広さ、様々なところで元彼との違いを感じ、強引な形ではあったが、あの時略奪されていなかったら今の幸せはなかったと思う。

現在の旦那との出会いの話。

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