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私は現在57歳の自営業者、小売店を経営しています。今の妻と結婚したのは2年前、55歳の時でした。ちなみに、私はこの年齢になっても20代の時のスーツが無理なく着られるスレンダー体型。顔はそれなりに老けましたが、体形や体力はかなり若々しい方だと自負しています。

彼女は、結婚当時32歳で住宅メーカー勤務、経理事務をしていました(結婚して、退職しました)。彼女も私同様スレンダーな体型で、はっきりした顔立ちの面長な美人。女優の高畑淳子さんをかなり地味にした感じです。

出会い系サイトで彼女のメッセージに目を留めてアプローチ

彼女と私の出会いは、いわゆる出会い系サイトでした。サイト名はYYCです。実は、私は50歳の時に熟年離婚しました。前の妻とは職場恋愛の末に結ばれて、一子を設けましたが、妻の方から離婚を言い出されてしまったのです。

当時、すでに一人息子は社会人になって独立していました。前妻曰く、「子供が独立するまでがまんしていた」とのこと。そう言われれば、受け入れざるをえません。私は素直に離婚に応じました。

以来、一人暮らしになった私は、独り身のさみしさを紛らわすために出会い系サイトを利用して、彼女を探すことにしたのです。数ある出会い系サイトの中から、YCCを選びました。その理由は、女性の評判が良いことです。私のような年齢のものにとっては、できるだけ女性利用者が多いサイトをチョイスするのは当然のことでしょう。

現在の妻ともYCCを通じて出会いました。彼女の「年上男性と食事やお酒を楽しみたい」というメッセージに私が目を留めて、アプローチしたのがそもそものきっかけです。

年上過ぎると思ったが、意外と彼女はすんないと受け入れてくれた

「いくらなんでも年上すぎるのでは?」と思いましたが、さにあらず。彼女は私の年齢に、目を輝かせて食いついてきたのです。「これまでも年上男性と何人かおつきあいしてきたけれど、なんだか物足りなく感じてた。あなたぐらいの年齢の男性は、私にとって理想に近い」と、これは交際するようになってから、彼女に直接聞いたことです。

私のアプローチに彼女は応じてくれ、サイト上で少しやり取りした後で、直接会うことになりました。年齢的な引け目が、当時の私にはありましたので、私は慎重でした。積極的に「一度お会いしたいですね」と、直接会うきっかけを作ってくれたのは、むしろ彼女の方なのです。

考えてみると、今に至る「妻上位の関係」は、その時からすでに始まっていたといっていいでしょう。

男女の関係は3回目!年下彼女との出会いを大切にしたい

さて、彼女と初めて直接会ったのは、東京駅前の商業ビルでした。彼女は都内在住、私は埼玉なので、彼女にとって便が良く、私にとっても無理のない場所を選びました。

最初に会ったときは、そこでお茶をし、食事と会話を楽しんだだけでした。いわゆる男女の関係になったのは、3度目のデートの時です。出会い系サイトでは、もっと早く、最初の出会いでそういう関係になるケースも珍しくありません。

しかし、私は年下彼女との出会いを大切にしたいと思ったので、ステップをきちんと踏むことにしたのです。こうして、私と彼女の23歳年の差交際がスタートしました。まさに親子同然の年の差です。人が見れば「仲の良いお父さんと娘さん」に見えたにちがいありません。

年下彼女との交際で気をつけた事は、「上から目線をしない」「無理な若作りはしない」の2点

彼女もそれを意識して、むしろそう思われることを楽しんでいるようでした。私は、彼女と交際するにあたって、意識したことが二つありました。それは「父親が娘を諭すような、上から目線の人生訓は垂れないこと」と「無理な若作りをしないこと」です。

後者の方は、彼女から早い段階で釘をさされていました。彼女から、「私は、あなたのような超年上の男性が好きなのだから、無理に若ぶるのはイヤ。ありのままの姿でいてほしい」と、交際開始直後に言われていたのです。

前者に関しては、私自身が自分で考えたことです。人生の先輩として、必要なアドバイスはもちろんします。彼女から悩みの相談をされれば、真剣にそれに応じます。けれど、「人間はかくあるべし」というような説教じみた言い方は、できるだけしないように心がけているのです。

先生と生徒のような関係になっては、男女の自然な関係を楽しむことができなくなるのではないでしょうか。この二つのポイントは、結婚して今に至るまで、守り続けています。

プロポーズは彼女の誕生日に自然な流れで

そのような関係が続いて、一年近くがたちました。最初は独り身の淋しさから求めた彼女でしたが、交際を続けるうち、「できれば結婚したい」と思うようになりました。とはいえ、いくら何でも年の差がありすぎます。彼女に笑われてしまうのが怖くて、言い出せないでいました。

すると、彼女の誕生日を二人でお祝いしているときに、彼女にこう言われたんです。「年齢的に、『そろそろ』って思ってる。子どもはぜったいにほしいし」。

私はドキッとしました。「そろそろ別れたいってこと?」と聞くと、彼女は大きく首を横に振って「逆。あなたとそうなれればいいな、って思ってるの」と答えたんです。

私は、もう一度、ドキッ。「こんなおじさんでもいいの?」と私。「こんな私でもいい?」と彼女。これが不思議なプロポーズの会話になったのです。

結婚して彼女の母性を強く感じる!甘え甘えられの関係が幸せ

彼女はすでにご両親を亡くしていましたので、反対する人はいません。その会話だけで、すんなり婚約成立となったのでした。結婚してみてつくづく感じるのは、彼女の母性の強さです。その母性の強さのために、夫婦関係の中で、私の方が年下のように錯覚してしまうことも珍しくありません。

ある時は私が娘のような年齢の彼女に甘え、またある時は、彼女が父親のような年齢の私に甘えるという関係と言っていいでしょう。

特別な不満はありませんが、少々年齢的にしんどいなと感じるのは、休日の買い物です。彼女の買い物に付き合って都心のデパートなどに行くと、彼女についていくだけで、こちらはへとへと。そうした体力、持久力に関しては、年齢差は埋めようがないと感じています。

それ以外は、本当に何の不満もありません。あとは、彼女の望む子宝の実現のために頑張るばかりです。

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