現在、30歳で専業主婦をしています。主人は海外転勤で現在ベトナム在住、私は帯同で来て駐在妻をしています。結婚前は同じ会社で働いていました。

海外にも支社のある大手企業で、主人は営業、私は元々販売促進部を担当していました。出会ったのは、お互い22歳の時です。

入社式で知り合ったきり関わりがなかった!3年後に同じ支社に転勤になる

同じ社内で、部署が違いました。最初の入社式で知り合いではありましたが、その後別々の地区に配属でしたので、長い期間、あまり関わりがなく生活をしていました。

それから3年後にお互いに九州へ転勤になり、同じ支社で働くことになりました。私が働いていた会社では年に2回、新商品が出るシーズンがあり、その時期にむけて販促活動が活発になります。

普段の時期は、販促部と営業部の活動は別々に行う為、そんなに接点はありません。しかし、新商品のシーズンに入ると、営業部と一緒に取引先の本社ビルに挨拶に行き、次の新商品のプレゼンをしたり、力を入れる商品を決めたりと同じプロジェクトで関わるようになります。

2ヶ月位の間は、一緒に販促活動をし、次の半年後までの活動内容を営業スタッフと一緒に決めて行きます。そして、一緒に展示会に参加した際、(お客様が減る夕方以降の一時間位)展示ブースで2人だけになった時間、色んな身の上話を2人でしていました。

海外に行きたいという考えが一致して仲良くなる!それから2年友達期間が続く

当時、私は英語を勉強しており将来は海外に行きたいと思っている事を話しました。1番お互いに盛り上がったところは、関東に出張に行くと、始発からサラリーマンが空いてる席を取り合い、悲壮感が漂っている。

あんな決まりきった人生を送りたくないから、一度海外に出て色んな世界を見た上で日本がいいかどうか判断したいと思っている。というのを話すと、向こうも一度は海外に出たいと考えていたらしくそこから意気投合し、仲良くなりました。

また、そこから友達期間が2年位あったのですぐに付き合うという事はなく、友達期間が長かったです。しかし、彼は私が悩んでいれば、彼の驕りでご飯に連れて行ってくれたり、こちらから全く連絡をしなくてもまめに連絡をくれたりしていたので好意がある事は気付いていました。

彼の海外転勤が決まって付き合うようになる

彼はいつも控えめに「もし、よかったら悩んでいる事を聞かせてほしい。」「もし、よかったらクリスマスプレゼントだけ送りたい」という感じで、好意は見せてくれるもののなかなか告白してくれず、いつもこちらの気持ちを考えすぎて行動に移せないタイプの人でした。

その後、彼は海外事業部に異動になりました。そして、しばらくは国内でしたが強い希望もあって海外転勤が発表され半年後にベトナムかタイのどちらかに行く事になるとなったタイミングで「よかったら付いて来てくれませんか?向こうの国があなたに合うか分かりませんが、全力でサポートするのでよかったらよろしくお願いします。」と言われ、付き合う事になりました。

この時点で、半年後には海外に行く事が決まっていたので、彼は会社からの支援で英会話に通い始めていたタイミングだったので、ギリギリでした。

転勤1ヶ月前に結婚の意志を伝えられる

彼に気持ちがある事は分かっていたのですが、なかなか本音を出さない所があったで、少し不安もありました。当時お互いに27歳になっていたので、私も結婚したい年齢ではありましたがこちらから色々質問したり、言ったりしてプロポーズして貰うのは嫌だったので、結婚についてこちらから何も言いませんでした。

付き合い始める時にプロポーズのような言葉を貰っていたにも関わらず、その後決定的な言葉は言われなかったので、時間も残りわずかだし、この人のペースだと遠距離恋愛をしようとしているのではないか?との疑問もありました。

そして、転勤の1ヶ月前にベトナムである事が決定し、彼は単身用のマンションを探していました。ここまできて、ようやく「ご両親に挨拶に行ってもいいですか?」と言われました。

その際に「付き合ってる事を挨拶するの?それとも結婚の挨拶?」と聞くと、結婚したいと思っている。でも、もし結婚できないなら挨拶にはいかないから挨拶に行ってもいいか返事を下さいと、またもや遠回しな事を言われ、結婚の意思を伝えました。

結婚の言葉がギリギリだったので一緒に住みだしたのは4ヵ月後!今はとても幸せです。

そして、結婚の言葉を向こうから頂いてようやくこちらも色々とオープンに話せるようになったので、自分の両親に話し、両家の顔合わせをして、結婚指輪を買って貰いました。

婚約指輪は間に合わなかったので、後日という事になりましたが、結局貰わず別の物を頂きました。また、全てがギリギリだった為、私の退職の事、保険の切り替えなどの必要書類に時間がかかり、とても大変でした。

入籍後は、私も仕事がありすぐに辞めることができなかったので、4か月は単身赴任をして貰って、その後一緒に住み始めました。結婚したのに、最初は別居スタートという形になったので、親や上司から心配されたり大変でしたが、今はとても幸せに暮らしています。

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