私は現在30代後半の女性です。フェイスブックの恋活アプリ『Omiai』を利用して30歳の時に恋活を始めました。フェイスブックに登録している人でないと、この恋活アプリに参加できないことと、10代・20代女性は無料(30代~は有料)で恋活ができるというのがポイントで選びました。
恋活アプリは友達に登録しているのが、ばれないのが良い
当時私は某大手化粧品メーカーの派遣販売員として各地域の薬局の化粧品コーナーに配属されていましたので、もちろん職場もお客様も女性の方が多くて出会いに恵まれずにいました。
仕事は拘束時間が長く、朝の9時に出勤してから夜の9時過ぎに終わり、それから車で1人寂しく帰ると自宅につくのは10時過ぎで、友達と食事にも行けないような日々を過ごしていました。
このままではこの先自分が結婚できるのか不安になり、友達がOmiaiをやっていたこともあって自分もこっそり登録してみたんです。この恋活アプリは同性同士は誰が登録しているのか分からないようになっているので友達にばれる心配がないのも良い点でした。
恋活アプリでは積極的に「いいね」を押していた!2歳年下の男性と知り合う
使い方は、相手に求める条件をいくつか入力してその条件に合った男性が厳選されてでてくるので、まぁいいかなと思った人には『いいね』というボタンを押して、2人が共に『いいね』を入力することでその相手と恋活アプリ内で連絡がとれるというシステムです。
とにかく自分がこの人はいいかなと思う男性には積極的に『いいね』を押していきました。私も色んな男性から『いいね』を頂けて数人とメールのやり取りを行いました。
このメールの送信も女性側は何通送っても10代・20代女性は無料(30代~は有料)ですが、男性は有料だったのできちんとお返事をくださる男性はちゃんと料金を払っていて、本気で相手を求めているんだということの判断にも繋がりました。
数人の中でも1人に絞ってメールのやり取りを行いました。その男性は2歳年下の当時28歳で地方から転勤で私の地元近くに来ている男性だったので周りに友達がおらず、仕事も公務員で土木関係の部署にいらっしゃったのであまり女性と知り合う機会がないとのことでした。
食事に行く!髪の毛が薄い事を除けば好青年でよい印象だった
実際に夜ごはんを一緒に食べることとなり駅の目立つ所で待ち合わせをしたのですが、初対面なので相手を待つときはとてもとても緊張しました。
写真を交換していたのですぐに相手を見つけることができ、最初はぎこちない感じでお店まで向かいました。背が高くスラっとしていて私服も格好良いのですが、写真と違って髪の毛が少し寂しい感じではありました。
でも髪の毛なんて年齢を重ねればある程度寂しくはなるだろうと、そこは自分の中でも目がつぶれる範囲のことでした。食事の注文の仕方もさっぱりしていて男らしさを感じましたし、年齢が近いので会話も割と弾んで楽しかったです。
しかも私がトイレに行っている間にお会計を済ませてくれてたようで奢ってくださいました。髪の毛のことを除けば『好青年でいい人だな』というのが私の印象で、これからデートを重ねていくことで段々と彼を好きになって恋愛へ発展していけたらいいなと思いました。
なんか違う!嫌な予感がする
その1週間後、彼から映画に誘われて夜観に行くことになりました。映画を観て夜ごはんを一緒に食べようという流れを計画してくれていました。
この頃の私は誘われて嬉しかったのですが、なんとなく彼と付き合っている自分を想像できないでいたので、たくさん会えばもっと好きになるのかなぁなんてことも思っていたんです。
でもこの予感は後々当たってくるんですね。彼と会い映画館に入るまでは特に何もなく普通だったのですが、なんとなく嫌な予感がして私は自分のバックをひざの上に置いていました。
全然「いいね」な男性じゃなかった!気持ち悪い「悪いね」でした
そして映画が始まった途端に彼の手が私のバックの上を触っていたんです。指を立てて掴むような仕草だったり、撫でまわしたり・・・しかも映画が終わるまでずっと。気持ちが悪くて映画に集中できませんでした。
そして映画が終わるといきなり手を繋いできたんです。その時の彼は『手を繋がないとご飯食べさせないよ』と強引に繋いできました。
もう寒気がして早く帰りたくてしょうがなくて私は『なんか歯が痛くてごはんが食べられないから今日は帰ります』と告げて帰りました。相手も私が嫌悪感を抱いていたのが分かったようでそれから連絡はありませんでした。