私は34歳の女性でパートをしています。40代独身男性は、家族思いとマザコンの線引きができていないと思います。親孝行することに疑問を持たない男性なのです。
俺は家族思いなだけでマザコンじゃないと自分なりの自覚がある人ほどマザコンが何かをわかっていないと思います。そんな人から話を聞くと、俺がしてることはただの親孝行の範囲だときっぱり言います。
親に旅行をプレゼントするのは良い事!でも地雷でもある
例えばボーナスが出たから両親を海外旅行に連れて行ったとかのエピソード自体は素晴らしいことで誰もが親孝行してるね!と感じますが、結婚に向けて自分の人生を考え親の行く末を案じるような計画性のある人は親孝行する場面を吟味しています。
吟味していない人ほど俺は親思いだ!言います。ボーナスは定期的にあるものですしボーナスのたびに親が味をしめて子に旅行をせがむようになり、また子も親にいい顔したいが為にお金を出してしまうわけです。親孝行という罠にはまる親子関係の多い事。
親も子も親孝行という大義名分があるので、お金のやりとりにルーズになっていくのです。そこに未来の妻が入ってくるであろう「余白」を考えられない人は結婚できません。
40代独身男性が親に旅行をプレゼントしたんだよというほのぼのエピソードは地雷でもあります。
う~ん!妻を大切に思えるか。大事なのはソコ
大義名分のもと、会社や知人にいい顔したいだけの人なのかどうかを女性は見ています。結婚したと仮定して、ボーナスのたびに義理両親に金銭的なやりとりを見せつけられた妻は嫌気がさします。
一度でも金銭的なやりとりをした関係は断ちづらくなります。親子関係なら尚更で弱っていく親が不憫で…と介護でもない時期からあれこれと助けてやるのです。
夫が稼いだお金なんだからどう使おうが勝手ですが、妻と自分という二人の家族の人生設計を無視してまでする親孝行になんの意味があるのか。親はそれを望むのか。
真っ当な親ならば自分の家族を優先するよう子に助言をするはずです。自分も新しい家庭を築き子を育てたのだからあなたもね、と。真っ当に育てられた子は結婚して新しくできた家庭こそが自分の居るべき場所だと実感するはずです。
親を見て自分も自分の家庭を築こうと模索するはずです。
お金を出すのは良い!問題は使用用途
金銭的な面は結婚してからもずっとついてまわります。女性がお金にシビアなのは頼りないと思われてるからです。収入の大小ではありません。
使用用途が不明だからお金お金とうるさくなります。もしかしたら自分のお給料も義理両親にまわさなくちゃならなくなるのかなぁと不安になるのです。
だったら貯金を増やしたい老後のお金を貯めたいと思っているのです。じゃあ親孝行するなって言うのかよ!と男性は反発するでしょうが使用用途がはっきりしていれば問題ありません。
親が働いていてちゃんと自活して、子は子の家庭と線引きできていればいいのです。使用用途がはっきりしていないお金を何かにつけて渡すのは良くありません。
お金を渡す=お金に困っているのですから、困っている原因の除去に親は努力しているのかどうか。お金に困らないように再発防止に努力しているのか。
線引きできる男性は親孝行が上手い!やっぱり妻を大事にしてほしい。あくまで私の意見ですが・・
子が自立した後、子がすべきことは親育てです。ウチはウチ、おたくはおたくと線引きできている男性ほど親孝行するタイミングが上手です。おいおいおんぶに抱っこはまだ早いんじゃないかと親の尻を叩くのも上手です。
親孝行してもらった親は気持ちのいいお金の使い方をする子に安心感を覚えるでしょう。した方はメリハリのついたお金の使い方を学ぶとともにお金の無駄遣いをしなくなります。
パートナーも気持ちよく義理両親に対して長生きを望みます。何より親孝行が素晴らしい思い出となります。
親孝行という親に対しての感謝をそろそろ真面目に考えなければならない年齢でもある男性の40代は、女性と交際できるかどうか結婚できるかどうかに加えて、親の行く末も同時に考えなければいけないと思います。
親ありきで物事を考えても女性は離れていくばかりです。
親と自分を切り離して考えてほしい!頼りあうのは良くない。あくまで私の意見ですが・・
親と自分を切り離して考えることはできないの?と常々思います。親と子でありながら薄っぺらい付き合い方しかしていないのを見ると、正常な親子関係って何かを考えたことないのかなと。普段から頼り合う関係からまずは疑問を持って欲しいと思います。