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現在私は57歳、妻は48歳、結婚23年目に入ったところです。夫婦二人で、和食器と雑貨の小売店を経営しています。子どもはできませんでしたので、店が子どもみたいなものですね。

結婚したときは、二人とも会社員でした。私は某メーカーに勤めていて、仕事の関係で妻と知り合い、結婚したのです。その後、二人とも脱サラして自営業に転身したというわけです。

それが、15年前のことです。それ以前、つまりそれぞれが会社勤めをしているときは、しょっちゅう夫婦喧嘩をしていました。「子どももいないのだし、別れてしまった方がいいかも」と考えたことも何度かあります。妻もおそらく同じだったでしょう。

それが、会社員を辞めて二人で店を持ったところから、夫婦喧嘩をしていた二人の関係が劇的に変わったのです。「なんとか経営を成り立たせよう」という、夫婦共通の意識が生まれた事が大きかったと思います。

共通の目的をもつことで、二人の距離はグッと近づく

それまでは、一度、夫婦喧嘩すると、お互いに意地を張ってしまい、謝らないまま数日冷戦が続くということがよくありました。ある年の暮れに大喧嘩して、正月を夫婦別々に過ごしたということさえあったのです。

しかし、二人で経営するようになってからは、そんな冷戦は許されません。小売の客商売なのですから、お客さんの前で夫婦喧嘩を引きずっていては、商売にならないでしょう。

ちょっとでも二人の関係がぎくしゃくしていると、お客さんは敏感にそれを感じ取ってしまうもの。そのことを、開業して早い時点で夫婦で実感しました。

つまり、夫婦円満でないと、店もうまくいかなくなってしまうのです。「なんとか店を軌道に乗せたい」という認識、夫婦共通の大目標があります。それを実現するにはどうしたらいいか、夫婦でじっくり話し合ったことがありました。開業して2か月ぐらいの時だったと記憶しています。

ありがとう、ごめんなさい!この言葉が関係を良くする

そして、「喧嘩をしても、店を開けるまでには仲直りすること」と「できれば夫婦喧嘩回避のために、早いタイミングで『ごめんなさい』を言うこと」を、二人の間で取り決めたのです。

「ごめんなさい」を意識するようになって、夫婦喧嘩は激減しました。喧嘩になる前に事態が収束してしまうようになったのです。その後、関係をより良くするために、お互い「ありがとう」を意識的に口にするようにもしました。

何かちょっとしたことでも、相手が自分のために何かしてくれた時は、ためらわずに「ありがとう」と言います。こうしたことは習慣ですから、最初だけ意識して言うようにすれば、すぐに習慣になり、意識しなくても自然に「ありがとう」の言葉が口から出るようになるものです。

「ごめんなさい」と「ありがとう」が私たち夫婦円満のキーワード。結婚して丸22年たった今が、これまでで一番夫婦関係が良好なように思います。妻も同じことを、先日言っていました。

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