男性の結婚適齢期について、この記事を読めば納得できるはずです。アンケートによる世論調査と3種類の規準を元に、男性の結婚適齢期を割り出しました。

そもそも、男性の結婚適齢期ていったい何歳なんでしょうか?男性も30歳を過ぎると、それまで遊んでいてもそろそろ結婚かなと意識しだしますし、40歳を過ぎると、もう結婚適齢期は過ぎたし結婚できないんじゃないのって思ってしまいます。

でも、結婚適齢期って漠然としていて何歳っていうのが決まっていないんですよね。人によって結婚適齢期の認識も違う。

40代男性なんかは、結婚したくて婚活をしているが全くうまくいかないと嘆いているのではないでしょうか?40代なんてとっくに結婚適齢期を過ぎたと思うし、婚活しても結婚できないのかと思った事は1度や2度ではないはずです。

パーティーに出かけてもマッチングしない、マッチングしてもLINEが続かない、デートまで行けたとしても1回きりだったり数回で連絡がなくなるか、お断りされる。

もう結婚適齢期を過ぎた、枯れたおじさんだから結婚は無理なんだと思ってしまう気持ちは分かります。私もそうです。しかし40代って本当に結婚適齢期を過ぎているんでしょうか?

それでは、男性の結婚適齢期と結婚について解説していきたいと思います。

世間が思う男性の結婚適齢期

世間の人は、男性の結婚適齢期をどのように考えているのでしょうか?自分が思う結婚適齢期と世間が思う結婚適齢期に違いはあるのか、くらべてみてください。

結婚適齢期は、期間の事なので何歳から何歳までという表現になります。人によって認識も違いますので、男女合わせて300名に何歳から何歳までが、男性の結婚適齢期なのかを、解答していただきました。

漠然と年齢だけを答えてもらったのではなく、その理由も聞いていますので、世間が思っている男性の結婚適齢期がよく分かるようになっています。

男性の結婚適齢期は何歳から?

1位 25歳(91人)
2位 30歳(78人)
3位 28歳(38人)
4位 27歳(25人)
5位 26歳(17人)

※「()」の人数は300人中の回答数
※6位以下は省略

1位 25歳

  • 「大卒でも社会人3年経ち、社会経験を積んでいると思うから」男性・未婚・32歳・プログラマ、開発職
  • 「金銭的に収入が安定してくるから」男性・既婚・42歳・教員
  • 「25歳でも早いかなと思いますが、社会人として数年働いてからが適齢期に入ってくると思います」女性・既婚・34歳・専業主婦

25歳からが男性の結婚適齢期だという意見には、社会経験と収入についてというのが目立ちました。結婚したいと思っても結婚する為には精神が未熟ではダメですしお金は絶対必要です。その2つが備わる最低ラインが25歳だということです。

2位 30歳

  • 「仕事もある程度なれて、周りも結婚したりと遊びも落ち着いてくるころと思うから」女性・既婚・28歳・主婦
  • 「仕事も慣れ始める時期であり、貯金も少しずつ貯まるために選びました」男性・未婚・38歳・流通業 販売職
  • 「一通り、社会の仕組みを知ること、レジャーや女性関係に限らず遊びの経験を積んでからが良いと思うからです」男性・既婚・29歳・会社員・広告代理店

25歳が社会経験と最低限の収入が理由であるのに対して、30歳が男性の結婚適齢期だという意見には、人間的に落ち着いてくる年齢という事と収入が安定する時期だということがあげられます。また、貯金もある程度できている年齢というのも大きいです。

25歳が最低結婚ラインとすると30歳は安心して結婚できるラインと考えている人が多いようです。、

3位 28歳

  • 「25歳までには経済的な安定を確実なものとするべきで、それから3年間で仕事や恋愛に取り組むべきだと思っております」男性・未婚・20歳・学生
  • 「28歳位までは恋愛を経験しておかないと、結婚してからもたないと思うから」女性・既婚・39歳・製造業 一般事務
  • 「仕事が安定して、生活にも余裕がでてくる年齢だと思うから」女性・未婚・35歳・販売員
  • 「私の感覚ですが、男性でしたら少し世の中で遊んでから結婚をしたほうが今後の結婚生活に役立つと思います」男性・既婚・23歳・営業管理 清掃業

30代同様に仕事が安定という理由と、25歳では恋愛経験が足りないが28歳くらいなら恋愛も経験しているので、結婚しても精神的に未熟ではないので良いだろうという意見です。

4位 27歳

  • 「大学を卒業したとして、5年位に社会を経験してからの方が良いと思うから」女性・既婚・41歳・パート
  • 「就職して5年ほど経ち生活基盤もしっかりしてくれば、そろそろ結婚を考えてもいい頃だと思うので」女性・既婚・34歳・専業主婦
  • 「就職して会社に慣れてくる頃で、経済力や生活に関しても見通しが付く頃だから」男性・未婚・52歳・個人事業者 医療

収入が安定して生活が落ち着いてくるという意見が多かったです。その理由に大学を卒業して5年経っているという、人生におけるひとつの区切り・節目というのが大きな理由です。

5位 26歳

  • 「大学卒業後、仕事に就いて3年経つとそろそろかなと思う」男性・未婚・26歳・医療 事務職
  • 「大学卒業後、仕事して3年以上経つと、人間、男として、落ち着いてくる頃かなと考えるからです」女性・既婚・33歳・看護師
  • 「大学を卒業してから、3年から4年経過しある程度収入と仕事を落ち着いてこなせるようになるのがおそらく26歳ごろではないかと思うから」女性・既婚・27歳・主婦
  • 「経済力、物事の判断力、責任感、人生観といった、結婚に必要な総合力が養成されるには、おおむねこのくらいの年齢まで時間を要すると思うので」男性・未婚・35歳・小売業、販売員

収入と仕事が落ち着くのが3~4年経った頃という意見の人は26歳が男性の結婚適齢期と考えています。3年では少ないし5年もいらないという事で、25歳と27歳の中間で26歳となります。

結婚適齢期は何歳から?のまとめ

約3分の1の人が25歳からが結婚適齢期だと思っています。ついで30歳が2位になりました。3位から5位までは26歳~28歳という結果に。ちなみに29歳と答えた人はひとりもいませんでした。

年齢に違いはあっても、共通しているのは大学を卒業してから数年たって30歳までの年齢で、仕事に慣れて、収入が安定して、社会経験を積んでいるという理由があります。

年齢の違いはそれぞれの認識の違いで、仕事や社会経験を3年か4年か5年か、または、30歳という節目かの違いだけです。結婚するには収入と精神が安定していなければダメだと考えているという事です。

男性の結婚適齢期は何歳から?(番外編)

15歳

  • 15歳頃には生殖機能がついている為男性・未婚・29歳・CRMソリューション会社員

18歳

  • 「律で定められている男性の結婚可能年齢を過ぎていたら良いと思います」女性・既婚・38歳・専業主婦
  • 「子供を持つなら、若い年齢が良い。と思っているからです。但し、生活して行く上での収入がある事は、前提です」男性・既婚・57歳・不動産関連、管理業務主任者

38歳

  • 「仕事も落ち着いてきた頃ではないかと思って。男は女より精神的に幼いから、社会や周りが見えてくる・人生について考える・自我が目覚めるのはその頃になってやっとじゃないかと思う」女性・未婚・30歳・ライター

40歳

  • 「現在7つ年上の35歳の方とお付き合いしていますが、精神的に幼く頼りなく感じる為」女性・未婚・28歳・会社員 オペレーター
  • 「いろんな経験をし、もちろん恋愛も。職も安定して、収入や、人脈もある年齢は40歳からだと思います」女性・未婚・23歳・web会社の事務員

男性の結婚適齢期は何歳から?(番外編)まとめ

最少年齢が15歳でついで18歳と考えている人ももいます。結婚で子供をもつ事を考えると肉体的に大人になれば結婚適齢期と考えることもできます。

日本の法律では、男性は18歳から結婚できますし、出来るだけ若い年齢で結婚する方が子育ての事を考えいると良いですので18歳が結婚適齢期という意見にも納得がいきます。

驚いたのは、40歳からが結婚適齢期だという女性が2名と38歳からが結婚適齢期だという女性が1名がいた事。300名中3名なので1%の確率ですが、アラフォーからが恋愛対象という20代30代の女性はいるという事です。

でれ百では40代男性が20代30代女性と結婚する事を目指していますので、希望の光が見えた気がします。ただし、どの女性もアラフォー男性を結婚適齢期という理由に、精神的な自立が大前提で、「大人な男性」である事が必要があります。

男性の結婚適齢期は何歳まで?

1位 40歳(81人)
2位 35歳(55人)
3位 45歳(40人)
4位 50歳(35人)
5位 上限はない(28人)

※「()」の人数は300人中の回答数
※6位以下は省略

1位 40歳(81人)

  • 「子供が成人することには60歳ですので体力的にはギリギリです」男性・既婚・44歳・IT系インストラクター
  • 「子供が20歳になる頃に自分自身が60歳の定年を迎えるので限界と感じる」男性・未婚・33歳・会社員(技術系)
  • 「正直40歳を超えてしまうと、よっぽど魅力のある人(容姿だったり、経済的にだったり)じゃないと結婚が難しくなるのが40歳からかなと思います」女性・既婚・52歳・専業主婦
  • 「それぐらいの年齢から男としての市場価値が著しく落ちる、わかりやすくいうとモテなくなるから」男性・未婚・31歳・自営業 ネット関係
  • 「40歳を超して独身だとさすがに「共同生活が出来ない人」のように思われそう」。女性・既婚・30歳・商社の事務職
  • 「子供を作ったり家のローンを組んだり等、一般的に結婚に求められる条件を満たすにはそれくらいがギリだと思うから」女性・未婚・35歳・フリーター

40歳までが男性の結婚適齢期だとする意見のほとんどが、子供関係の理由でした。子供が成人するまでに定年を迎えるギリギリの年齢という事と子供との年の差があまりにあるとかわいそうといった意見です。

その他には、相手目線で見たときの価値です。年齢が上がってくる女性から選ばれにくくなるので40歳までには結婚しておいたほうがいいといった理由です。

親の介護や家のローンの問題、親よりも自身の介護の問題もでてくるので40歳が結婚するのに限界の年齢であると考える人もいます。

2位 35歳(55人)

  • 「子供が欲しいなら、出来るだけ体力のあるうちが良いと思うから」女性・既婚・33歳・主婦
  • 「子作りのことを考えた時にこのくらいがベストかと」女性・既婚・28歳・主婦・30歳
  • 「住宅ローンを借りるにしても定年までとしたらギリギリのラインだから」男性・既婚・31歳・SE
  • 「ある程度若くないと、子供ができたときに体力が持たないと思うし、新居を購入するとき、高齢だとローンが心配」女性・既婚・30歳・無職
  • 「最初40歳でもいいかなと思いましたが、あまりに独身期間が長いと自分一人の生活が出来上がってしまい、他人と暮らせなくなるような気がするので」女性・既婚・33歳・専業主婦
  • 「35歳を過ぎると出会いがなくなる」男性・未婚・38歳・ドライバー

40歳が男性の結婚適齢期だと考える人と理由はほぼ同じです。子供を育てるのに限界の年齢で、住宅ローンの事を考えると35歳が限界ですし、女性との接点もなくなり結婚自体が難しくなる年齢と考えられます。

しかし、違う所は、その割合です。40歳の場合は、ほとんどが子供関係の理由でしたが、35歳に関してはその他の割合が増えて子供関係の割合が少し少なくなっています。

3位 45歳(40人)

  • 「現在40歳ですが少し体力の衰えを感じます。あと5年もすれば著しく衰えるのではないかと考えたからです」男性・既婚・40歳・システムエンジニア・会社員
  • 「子供のことも考えるとそれ以上だと厳しいかなと思います」女性・既婚・37歳・専業主婦
  • 「一定年齢になると共同生活がしんどくなる」男性・既婚・43歳・製造業宣伝広報
  • 「この歳以上になるといろいろと体がついてこなさそう」男性・既婚・25歳・会社員 製造業
  • 「現在40歳ですが少し体力の衰えを感じます。あと5年もすれば著しく衰えるのではないかと考えたからです」男性・既婚・40歳・システムエンジニア・会社員

やはり一番の理由は子供の事を考えいるとこの年齢ではないかと言う意見です。35歳か40歳か45歳の違いはその人の価値観による違いだけで結婚=子供という考えが一般的です。

さらに、45歳が男性の結婚適齢期だと言う理由に体力の限界が45歳というのがランクインしてきました。これは40歳までにはみられなかった項目です。

4位 50歳(35人)

  • 「供が欲しい場合の年齢の上限的にこのあたりが限界です」男性・未婚・36歳・建設業 人事
  • 「子供ができた場合、子供と一緒に遊べる体力を考えると」女性・既婚・40歳・主婦
  • 「結婚相手が見つけづらくなるというのと、仮に結婚しても年齢的に子供を作るのが難しくなってくるので」男性・未婚・27歳・フリーター
  • 「体力、気力的に50歳位が限界だと思うから」男性・既婚・43歳・製造業 現職
  • 「生活力があれば何歳でもよいと思うが、自分的にしんどいと思ったから」男性・未婚・51歳・フリーター
  • 「50歳過ぎから年老いていくから」女性・既婚・32歳・専業主婦
  • 「人生経験を積んで、さらに外見も高齢すぎる感じではないから」女性・既婚・38歳・専業主婦
  • 「年の差カップルというと男性の方が年上のパターンが多い印象があるので50歳くらいなら大丈夫な気がします」男性・未婚・25歳・フリーター

子供を作る事をメインに考えている人はやはり多いです。また、体力の限界だと考える人も増えてくるのが50歳です。

しかし、この年齢を男性の結婚適齢期に選んだ理由に、若い嫁をもらえばいいや、50歳でも若いからまだまだいけるといった、前向きな意見が増えてきました。

この前向きな人達は、次に紹介する5位の「男性の結婚に上限はない」と思っているのかもしれませんが、体力的な事を考えると50歳という年齢に区切りをつけているだけかなとも思いました。

5位 上限はない(28人)

  • 「いつまでも男は現役だ」男性・既婚・40歳・呉服販売
  • 「気持ちがあれば上限は無いと思うから」男性・未婚・39歳・SE
  • 「男性は子孫を残せるから。結婚できる相手がいるなら年齢の制限はないと思う」。女性・既婚・29歳・専業主婦
  • 「結婚したいという意思があるなら、上限はないと思うから」。女性・未婚・34歳・美容師
  • 「ある程度歳を重ねても本人の意思があれば結婚は出来ると思うし、そう思う時が適齢期だと思うから」女性・既婚・45歳・主婦
  • 「持ち家とかあり、(子供が欲しい場合)子供の養育費とかの資産が十分な環境なら歳は関係なく結婚を考えても良いと思います」。男性・未婚・55歳・塗装業 自営業
  • 「結婚適齢期は何歳までとはないと思います。(例えば、50歳か60歳で愛妻を亡くした、或いは離婚したとすれば、一人では中々生活はでいきないと思います。第2の人生もあるように)」男性・既婚・73歳・年金受給者
  • 「最近では死別してからも再婚のためにパートナーを探す高齢者も増えているようです。一人暮らしは寂しい、誰かと一緒に暮らしたいと思うのはすごく自然なことだと思います。いくつになっても結婚は嬉しいことだし、必要なことだと思うので、上限はないと思います」女性・既婚・34歳・無職

気持ちがあれば年齢は関係ないという意見が多いです。また、ひとりでは寂しいのもですからパートナーを探すという行為が自然なもので、結婚適齢期という縛りは本来なく上限がないと考えている人もいます。

ところで、いつまでも男は現役だという意見かっこいいですね。

結婚適齢期は何歳まで?のまとめ

男性の結婚適齢期は何歳までかを決める要素として、子供を育てられるのは何歳までかというのを前提に考えている人がほとんででした。

それに加えて、年齢を重ねるごとに体力の低下を懸念する声も聞こえてきます。この2点が結婚適齢期は何歳までを考える上での2トップとなります。

細かい年齢の違いはその人の感性の違いということになりますね。結婚とは子供を育てる事、そして、それを実行できるだけの体力があるかが重要だと考えられます。

男性の結婚適齢期は何歳まで?(番外編)

25歳

  • 「25以降はやたらと慎重さが増すように思います。結婚に邪魔な感覚です」男性・未婚・41歳・物流系職員

28歳

  • 「これ以上歳をとると子供の成長を楽しめないから」男性・未婚・35歳・製造 事務

30歳

  • 「若いうちに結婚したほうが後々楽だと思うから」男性・既婚・44歳・自営業 流通業

32歳

  • 「三十才以上の独身の男性はストーカー気質の人や仕事をしてない実家暮らしが多かったのでコミュニケーション能力と社会的能力的に結婚相手として選びません」女性・既婚・25歳・フリーランスのイラストレーター

33歳

  • 「35をすぎてしまうと、血のつながっていない女性と生活することに順応できないと思うから」女性・既婚・46歳・主婦
  • 「34歳となるとおじさんの枠に入ってしまうと思うからです。あまり遅すぎると子供を作ることを考えた時に、どうかな?と思う部分もあります」女性・未婚・24歳・建設業 事務職

男性の結婚適齢期は何歳まで?(番外編)まとめ

男性の結婚適齢期の上限はないといった意見もある一方で、若いうちに結婚したほうが言いといった意見も少数ですがありました。トップ2の35歳以下である、34歳までが結婚適齢期だという人は、300人中で7名です。

確かに結婚は何歳でも出来ますが、出来るだけ早いほうが子供との時間を多くもてますし婚期を逃してしまう事もないのかもしれません。

また、30歳をすぎて結婚していないと人間的に問題があると思われたり、おじさんと思われる事もあるということです。一般的に良く聞く年齢は35歳や40歳を過ぎるととなるのですが、30歳を過ぎるとそう感じる女性もいるようですね。

結婚について思うこと(世間の意見)

結婚は20代がいい(早い方がいい)

  • 「柔軟性のある20代がいいと思います。他人と一緒に暮らすということは、思った以上に大変です。30代で自己スタイルが固まってしまうと、一生一人でいる人が多いと思います」女性・既婚・46歳・主婦
  • 「最近、男の人は結婚年齢がかなり遅くて、30歳から考え始めればいいかって人が多い。女性とのギャップがかなりあると思う。20代が適齢だと思います」女性・既婚・23歳・専業主婦
  • 「結婚したいときが結婚適齢期とよくいわれますが、晩婚の私はもう少し早く結婚したかったと感じたり、夫も同様にもう少し若いときに出会っていれば良かったと思うことがあります。現代だからこそ、早めに結婚した方が後の人生設計が楽なのではないかと感じます」女性・既婚・35歳・専業主婦
  • 「近年は男女共に晩婚化が進んでいますが、やはり子供を授かって育てるには体力がある若いうちの方が良いと思います」女性・既婚・41歳・パート

結婚は30代がいい

  • 「自分が結婚して思うことは、男性は心身ともに活動的な30代のうちに結婚することが一番良いと思う。女性側からすると、30代の男性であれば精神的にも金銭的にも安定しているので結婚相手としてドストライクになるけれど、40代になった時には子供のことや将来のことなど色々考えなければならなくなるので、あまり興味が行かなくなる」女性・既婚・32歳・専業主婦
  • 「収入と仕事の余裕があれば別に20代前半でもいいのだとは思います。結婚して子どもができるとかなり体力は消耗させられます。なので、30代前半の体力、気力、財力がある頃が一番いいのではないかと考えます」男性・既婚・45歳・製造業・総務職
  • 「最近は男性が20代で結婚すると「早いな~」と思ってしまいます。経済的にも30代で結婚した方が楽だと思いますし、40代を超えると子どものこととか考えると遅いなって思うので、一番結婚に適しているのは30代だと思います」女性・既婚・52歳・専業主婦

結婚はいつでもいい

  • 「子供を作らないならば何歳になっても結婚はいつでもいいと思う」男性・未婚・33歳・自営業 ピアノ講師
  • 「子供をつくる気がない、もしくは再婚であれば、何歳でも良いと思います」女性・既婚・44歳・主婦
  • 「結婚適齢期は人それぞれの価値観が一番大事かと思います」男性・未婚・37歳・会社員・営業
  • 「適齢期という言葉に焦って、義務感で結婚するような事態は避けたいですね」男性・未婚・35歳・食品製造・加工
  • 「あまり適齢期とかは考えず、自然の流れに身を任せるのが一番だと思います」男性・未婚・28歳・金融業 保険販売

婚期を逃すな

  • 「いい人がいれば、適齢期や遊びたいと思わずに結婚されることを勧めたいです。それを、逃すと次はいつになるかわからない人が多く見受けられるからです」女性・既婚・33歳・看護師
  • 「早すぎてもいいとは思わないし離婚の原因になり兼ねないと思う。遊びたい年頃の結婚はオススメできません。かと言って遅すぎると婚期を逃してしまうので気をつけた方がいいです」男性・既婚・40歳・会社員で営業職

年の差婚がある

  • 「男性は30過ぎていても結婚はできると思う。理由としては年の差結婚というのをよく耳にするから。主に男性が年上、女性が年下というケースがみられるから」男性・未婚・20歳・学生

男性は結婚適齢期について考えなさすぎ

  • 「女性の適齢期については、世間でよく話題になりますが、男性の適齢期について考えるのも、平等で良いですね」女性・既婚・47歳・専業主婦
  • 「女性に比べ、男性は結婚適齢期について考えなさすぎだと思う」女性・未婚・34歳・アルバイト

なぜ結婚するのか

その前に、人はどうして結婚するのかを知っておく必要があります。結婚をする意味(理由)は人によって違いますが、一人は寂しい、独身だと社会で信用がない、子供が欲しい、といった気持ちがあるのではないでしょうか。

それらの気持ちを現実にする為には、したいという思いだけでは出来ない事も事実です。それらを満たす事が出来る年齢が結婚適齢期なのです。

そもそも、結婚適齢期って具体的になに?

結婚適齢期(けっこんてきれいき)は、男女が結婚するのに適切とされる年齢範囲のことを指す。

ウィキペディア引用

結婚するのにふさわしいとされる年ごろ。適齢期。

デジタル大辞泉引用

2つの情報をみても、結婚適齢期というのは結婚するのに、「適切」「ふさわしい」年齢の事だというのが分かります。では、一体その「適切」「ふさわしい」とはどういう事でしょうか?

適切、ふさわしいとは

私が思う理論では、肉体的・精神的・経済的、全てにおいて熟成した年齢の事を指すと思います。

体は若い方が、もちろん良いが若すぎてもダメ、精神的に大人じゃないと子供を育てたり社会で一人で生活する事ができませんし、生きていく為には絶対にお金が必要です。

それら全てが、結婚するに適した年齢として合わさる時期が、○○くらいという事になります。それでは、データをみていきたいと思います。

肉低的な結婚適齢期



引用:日本性教育協会

男性の肉体的な結婚適齢期というと精通(初めての射精)を経験している事が重要だと私は考えます。日本性教育協会の2014年の調査によると精通は早ければ15歳で経験して、15歳では50%の男性が経験している。

この調査では、15歳までのデータしかないので、全ての男性が精通を経験する年齢が分からないが、少なくとも半分以上が15歳で精通を経験しています。

ですので、肉体的な結婚適齢期というのは、早くて9歳(小3)ごろから、15歳前後(中3)では半数の男性が結婚適齢期だといえます。

結婚適齢期というよりも生殖機能が備わっただけじゃないかと言われる人も中にはいるかもしれませんが、「生殖機能がある=肉体的に大人」となるので子供を作るという目的においては早い方がいいでしょう。

肉体的な結婚適齢期の移行

中3男のデータをみると、2002年と2014年のデータでは10%の開きがあります。2002年の中3では結婚適齢期の男性は60%と2014年より多く、現代は肉体的に発達していない男性が多く、結婚適齢期の年齢が上がっているといえます。

肉体的な結婚適齢期の上限は?

生涯現役という言葉があるように、男性は何歳になっても元気なつもりでいるのが現実です。しかし、考えてください。あなたが、20才で子供をもうけるのと、40歳で子供をもうけるのでは、体力的な違いがあるのは分かる事でしょう。

子供を何人欲しいかにもよりますが、子育ては奥さんに任せておけば良いわけではなく、あなたも参加しないといけません。成人するまでをみても学校行事で運動会や参観日、プライベートでは家族旅行にも行った方が子供の教育に良いのです。

しかし、子供が物事の分かる年齢になって社会経験をさせたいと旅行に行くとなった時、あなたの年齢が35歳と55歳では、意欲や活動範囲にも違いが出てきます。


全体的な傾向としては,男女とも6歳から加齢に伴い体力水準は向上し,男子では青少年期(6~19歳)の17歳ごろピークに達するのに対して,女子では青少年期(6~19歳)の14歳ごろピークに達する。男女とも20歳以降は加齢に伴い体力水準がゆるやかに低下する傾向を示している。なお握力(筋力)については,男子は35~39歳,女子は40~44歳でピークに達する。

引用:文部科学省

文部科学省の調査では、男性は17歳頃がピークで、20歳頃からゆるやかに下降していくとなっています。その事からも、できるだけ若い年齢の方が良いとなります。

そのことから、アンケートでも結婚適齢期の上限1位であった40歳が体力の限界でしょう。遅くとも40歳くらいまでには子供を作る事が、子供を20歳まで育てていける限界ではないかと思います。

精神的な結婚適齢期

精神的に大人になり自立した時が、精神的な結婚適齢期ではないかと思います。つまり他人に依存してない(頼らない)状態ともいえます。具体的には4つの項目がありますのでご覧ください。

自分で考えて決断できる(善悪の判断ができる)

何か分からない時や問題にぶつかった時に、自分で決めていますか?親や友人、その他メンターなどにアドバイスを求める事はいいと思います。

しかし、その意見を丸々飲み飲んでいたり、納得できないのにその意見のいうように行動したりしていては、自分で決断しているとはいえません。

納得出来るならいいのですが、出来ない場合は、なぜそれが間違っているのかを分析して自分なりの答えをだし実行出来るようにならなければいけません。

自分の発言や行動に責任をもつ(人のせいにしない)

自分で決めて行動した事が、もし間違っていたら?「○○が言ったから」「たまたま運が悪かった」と逃げてはいけません。確かに運やタイミングが悪く上手くいかない場合もありますが、その場合でも起きた事実を受け止めないと次に繋がりません。

誰かのせいにせずに、受け入れることが出来る人間が自立ていると言えるのではないでしょうか。

感情のままに行動しない(理性をもっている・我慢する事ができる)

子供はよく感情のままに行動しますが、精神が自立していないのでしかたがありません。やりたいようにやると言うのも誰からも縛られないという意味ではいいのですが、度を過ぎるとただのワガママです。

やりたくない事、やりたくない事、どちらも我慢出来る人は強い人です。よく少し嫌な事があると仕事を辞める若者がいますが、責任感のなさを自由をいう言葉でごまかしているだけだと思います。

終身雇用ではなくなり、転職もしやすい時代になりましたが、我慢できない人が増えたようにも思います。

相手の気持ちを考える事ができる(自分の意見を押し付けない・自己中でない)

自分で考え行動し、何かあっても責任をもてる。また、感情に流されずに自分を自制できている。それは精神的に自立している状態になると思います。

でも、相手の気持ちを考える事が出来ないというのは、成長しきれていないともいえます。正しいからと押し付ける人がいますが、相手からすると、いい迷惑。ありがた迷惑という事もあります。

言い換えれば自己中となるのではないでしょうか。押し付けではなく相手を理解するようにしなければいけません。

精神年齢が低下している?

昔は、社会に出たら親や家族に迷惑をかけたらいけないという思いが強く、正社員として働くのが当たり前で、会社に入ったら辞める事は恥ずかしいと言う気持ちがあった。

その状態というのは、我慢ともとれるが、自分の事よりも相手の事を考えるという事につながる。相手の立場になれる男性というのも、精神的に自立した状態といえる。

さらに、仕事のポストが上がれば部下もつく。上と下、両方の考えを受け止めている男性というのも、正しい判断ができなくてはならない。

今は正社員になりにくく、派遣社員やアルバイト場合もある。どうしても責任は正社員より低い場合が多く部下を持つ事もない。上の気持ちは考えるが、下の気持ちを考える場面が少なく、判断の幅が狭くなりがちです。

精神的な自立は何歳?

あなたの親世代があなたくらいの年齢の時、1970年代に青春時代を送っていた男性が結婚して家族を養うだけの自覚があった年齢というのは25歳以上だと思います。

昔は、女性から見て結婚する男性は7歳上がいいというのがありました。18歳又は22歳で学校を卒業して結婚する場合、25歳から29歳がその年齢に当てはまります。これが昔の、男性の結婚適齢期です。学校を卒業した女学生が結婚するのにふさわしいとされていた男性の年齢です。

社会に出て学生時代には、経験出来なかった体験をして、我慢もして、社会勉強というのをこなしある程度、社会というのが分かってくる年齢なのです。

しかし、今は昔とくらべるとぬるい時代です。パラサイトシングルという言葉があるように結婚せず親元で暮らすというのが、当たり前のようにいます。

そうなると精神的にも甘えが出てきて、結婚適齢期といえる年齢になるのに、5歳から10歳のズレが生じているような気がします。また、現代の人間は年齢×0.7が妥当だと言われているので36歳×0.7=25.2歳、41歳×0.7=28.7歳となります。

ですので、私は36歳から41歳が現代では精神的自立ができ、その年齢が結婚適齢期のように思います。とはいっても、36歳からが結婚適齢期というのは遅すぎる気がします。

精神的自立の違った見方

学校を卒業して3年・5年という区切りで人は成長したと考えてみると精神的な自立の年齢も変わってきますのでお伝えしたいと思います。

18歳→21歳・23歳
22歳→25歳・27歳

この、21歳・23歳・25歳・27歳が精神的に自立した年齢と仮定して、さらに0.7をかけてこの年齢になるのは何歳かを計算してみました。

21歳→30歳・23歳→32.9歳・25歳→35.7歳・27歳→38.6歳となります。この年齢が精神的自立の節目ということになります。この30歳と言うのが、精神的な自立の最小単位であるので、30歳以上を精神的な自立ができ結婚適齢期ななったとします。

経済的な結婚適齢期

経済的に自立した時が結婚適齢期。男性側からみた結婚に適切・ふさわしいという時期は、女性を養うだけの財力を安定して得れる年齢ということになります。

具体的にどれくらいの金額が必要かというと、総務省統計局の家計調査を参考にすると、33~35万円となります。

2人以上の世帯の消費支出

参考:総務省統計局の家計調査(2016年10月)

世帯人員 3人 消費支出合計 ※282,000
食料 73,000 ※住居 19,000
光熱 18,000 家具・家事用品 10,000
被服・履物 12,000 保健医療 13,000
交通・通信 39,000 教育 13,000
教養娯楽 28,000 その他 57,000

※住居に関しては、総務省統計局に聞くと家賃と修繕費になると言ってました。ではなぜ、19,000円と安くなっているのかというと、持ち家のローンや固定資産税は含まれていないからです。

ですので、実際の家賃や家の購入費用をプラスして計算する必要があります。月収30万円で25%を家賃に充てると仮定すると、月に7.5万になります。

75,000-19,000=56,000円を282,000円に足すと338,000円になります。ですので、月収33.8万、年収でいうと405.6万円(四捨五入して406万円とします)が、結婚生活をする上での必要な金額となります。

その額を超えた年収を稼げるようになった時が結婚適齢期だということになります。

男性の平均年収

結婚生活で必要なお金は年収で406万円となりましたが、その金額を稼げるようになる年齢とは何歳でしょうか?

ここでは国税庁の民間給与実態統計調査結果(平成26年)を参考に何歳からが結婚適齢期といっていいのかを見たいと思います。

※人によって違いますので男性の結婚適齢期も変わることになりますが、あくまで平均で何歳かというのを計算しています。

男性の平均年収(平成26年)

参考:国税庁 民間給与実態統計調査結果(平成26年)(民間給与)(年齢階層別の平均給与)

19歳以下 158万円
20~24歳 271万円
25~29歳 383万円
30~34歳 451万円
35~39歳 510万円
40~44歳 567万円
45~49歳 626万円
50~54歳 670万円
55~59歳 652万円
60~64歳 479万円
65~69歳 378万円
70歳以上 368万円

男性の年収が、生活に必要なお金を稼げる額に達している年齢は、30歳~64歳までとなります。この年齢の男性が年収から見た結婚適齢期であるといえます。

男性の平均年収(平成9年)と比べて結婚適齢期は変わったか?

平成26年と比べて、17年前の平成9年では年収にどれくらいの差があったのでしょうか?

参考:国税庁 民間給与実態統計調査結果(平成9年)(民間給与)(年齢階層別の平均給与)

19歳以下 191万円
20~24歳 307万円
25~29歳 413万円
30~34歳 513万円
35~39歳 589万円
40~44歳 645万円
45~49歳 695万円
50~54歳 737万円
55~59歳 702万円
60歳以上 500万円

平成26年のデータでは30歳~64歳までが結婚適齢期となりましたが、平成9年のデータでも30歳からが結婚適齢期となりました。しかし、20~29歳で413万円と生活に必要な金額である406万円を超える結果になりました。

60歳以上については、ひとくくりでの表示ですので詳細は分かりませんが、平成26年と比べて年収で見る結婚適齢期の年齢は25歳からとなり、結婚適齢期が下がった結果となりました。

データはないのですが、今回のデータからもバブルの時代でしたらもっと結婚適齢期の年齢は下がっているといえるはずです。

結婚しない若者が増えたと言われていますが、男性の年収調査から見ると、結婚適齢期がそもそもこない?または、年収が下がって結婚したくても結婚できない男性が多くなったのが原因のひとつである事は間違いないでしょう。

でれ百が結論付けた結婚適齢期

肉体的け婚適齢期は射精から50歳くらいまで、精神的結婚適齢期の最小単位は30歳以上、経済的結婚適齢期は30歳~64歳までとなりました。

その全てを満たしている年齢は、30歳~50歳です。この間が結婚適齢期ということになります。しかし、ここで問題があります。36歳以上の男性は結婚が難しいということです。



引用:エキサイト婚活

このデータから分かるように35歳までの男性は自分が希望する女性の年齢と、女性が自分を希望してくる年齢とマッチングしています。

しかし、36~38歳では年齢の交わりが少なくなり39歳以上では全く交わっていません。これはこの表だけをみて言うなら結婚はできないということになります。

実際には、このデータをとるにあたりエキサイト婚活さんは60%以上の人がその年齢を希望した場合にデータに計上しているとなっています。ですので残り40%の中にはマッチングする女性がいるのは事実ですが、過半数の女性の意見ではマッチングしないという結果になっています。

結婚は36歳を過ぎると難しくなる(過半数以上の女性とマッチングしない)ので、結婚適齢期がきたころには女性から選ばれない年齢なので結婚が難しいとなってしまいます。

結婚適齢期とは、結婚にふさわしい年齢となっているので、女性から選ばれなければ元も子もありません。ですので、男性の結婚適齢期というのは35歳まででなければならないのです。

そのことも踏まえると、男性の結婚適齢期は30~35歳であるとなります。

結婚適齢期は人によって違う?

ただし、結婚適齢期が30~35歳というのは、今まで解説してきた条件全てを満たしている場合です。個人によって結婚適齢期に違いがあるという事を覚えておく必要があります。

精神的に自立できる年齢も人によって違いますし、年収も年齢別の平均で結婚適齢期を導き出していますので、人によって年収も違ってくるはずです。

ですので、精神年齢と収入を上げて、結婚適齢期の年齢を下げる努力はしていかなければなりません。

「初婚の平均年齢」と「初婚の年齢別の割合」

30~35歳がが結婚適齢期としましたが、実際に結婚(初婚)している男性の割合はどうなっているのか調べてみました。

初婚の平均年齢

初婚の平均年齢をみるのに、厚生労働省の人口動態調査(2017年)を参考にしました。データは、政府統計の総合窓口(e-Stat)の「上巻 婚姻 第9.12表-1 都道府県別にみた年次別平均婚姻年齢 -初婚の夫-(各届出年に結婚生活に入り届け出たもの)」から取得しました。

その中で、全国平均の年齢をみてみると1950年で25.9歳だったのが年々上がっていき2015年では31.1歳になっています。

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参考:厚生労働省(人口動態調査)

初婚の年齢別の割合

初婚の平均は分かりましたが、それはあくまで平均。若く結婚する人が増えれば年齢は引き下がり、晩婚者が増えれば年齢は引きあがります。ですので年齢別の結婚している割合をみる必要があります。

初婚・再婚の年齢別の割合をみるには、厚生労働省の人口動態調査の1985年・2000年・2015年を参考にして15年ごとの結婚年齢の変化を調査しました。

データは政府統計の総合窓口(e-Stat)の「平均婚姻年齢・初婚者数・再婚者数の夫の同居時の年齢(各歳)・都道府県別」から取得しました。







参考:厚生労働省(人口動態調査)

この図から1985年の初婚年齢のピークが26歳で全体の10.5%、2000年は27歳で10%、2015年は27歳と28歳が同じ割合で8.1%です。この事から、15年ごとに初婚年齢のピークは1歳ずつ上がっていってます。

しかし、全体の割合としては少なくなっています。その理由に1985年と2000年をくらべると、2000年の方は30代後半からの初婚が増えています。

また、1998年並びに2000年と2015年をくらべると、2015年では30歳を境目として、30歳以上の年齢の層での初婚が大幅に多くなっています。

1985年の46歳以上の初婚率は0.1%以下でしたが、2000年では0.2%となっています。2015年では0.5%と数値こそ少ないですが、2倍以上の人が初婚している計算です。

人数でいうと、1985年の46歳の初婚人数は、601,673人中293人だったのが、2015年では418,519年中2,118人となっています。

30歳を超えて初婚する人が激増



参考:厚生労働省(人口動態調査)

1985年は20代後半の結婚率が約半分を占めていました。2000年は20代後半の割合が少し減り、代わりに30代後半以上の層が少し増えています。

2015年では、20代後半が大幅に減り40%を切りました。さらに30代前半で2つの年代を抜いてトップになり、30代後半以降の年齢についても大きく割合を増やしています。この事から、晩婚化は進んでいるといっていいでしょう。

婚姻数と婚姻率は下がっている





引用:厚生労働省(婚姻数と婚姻率の推移)

厚生労働省の人口動態統計を元に婚姻数と婚姻率をみました。婚姻率でいうと1970年代に団塊の世代が結婚ラッシュが起きて100万組を超えるカップルが成婚しましたが、その後はほぼ横ばい、ゆるやかなカーブを描いて減少傾向にあります。

団塊の世代ジュニアが20~30歳を迎える1990~2000年ごろは多少の山を迎えますが、爆発的な婚姻数ではありません。

その団塊の世代ジュニアである男性が40代になり結婚適齢期を過ぎ結婚しにくい状態になっています。

結婚適齢期を過ぎても結婚は出来るのか

結婚適齢期を過ぎた40代。当サイトの読者は完全に結婚適齢期を過ぎています。ですが、結婚適齢期を過ぎたからといって婚期を逃した!結婚できない!というのではなく、「結婚しにくくなっただけ」だという事です。



参考:厚生労働省(人口動態統計)

厚生労働省の人口動態統計の「中巻 婚姻 第5表 婚姻件数(平成27年に結婚生活に入り届け出たもの),夫の同居時の年齢(各歳)・妻の同居時の年齢(各歳)・夫の初婚-再婚・妻の初婚-再婚別」を参考

※夫妻の年齢は、結婚式をあげた時または同居を始めた時の年齢

このデータをみると40代以上で結婚した男性は、全婚姻男性の17.97%に当たります。

40代男性の婚姻率に関しての情報で、1%以下だとか、その計算方法は間違っていて、本当は40%だとか様々な情報はあるのですが、このデータから、平成27年に結婚した男性の内17.97%は40代以上の男性だったという事実は確実に読み取る事ができます。

ただし、40代の男性で12.7%を占めていて、50代では3.2%、60代では1.5%、70代以上で0.5%という結果から、50代になると極端に婚姻率が下がっています。

また注意点として、未婚の40代以上の男性が対象ではなく、結婚した男性の中でみると17.97%だという事は忘れてはいけません。

男性の結婚適齢期まとめ

男性の結婚適齢期というのは人によって考え方が様々ですが、アンケートの結果では、下限の年齢で、1位 25歳・2位 30歳・3位 28歳・4位 27歳・5位 26歳、上限の年齢で、1位 40歳・2位 35歳・3位 45歳・4位 50歳・5位 上限はない、となりました。

結婚する理由も人によって違いますが、子供がほしいや1人はさみしいなどの理由があります。アンケートの結婚適齢期の理由も子供を中心とした考えからのものが数多くありました。

それらの結果をまとめてみると、結婚適齢期には、3つの要素があるといえます。それは、肉体的成熟度・精神的自立・経済的自立です。

さらに、でれ百では女性から選ばれるといった要素を加え4つの要素が満たされた年齢が結婚適齢期としました。その年齢が30歳~35歳です。

36歳がターニングポイント!結婚適齢期を過ぎると結婚が難しい

この年齢は、厚生労働省などのデータを元に算出したので、あくまで平均値です。個人によって違う事を忘れてはいけません。また、結婚適齢期を下げる努力をしないといけません。

具体的には、少しでも早く精神的自立をしたり収入を増やす努力です。結婚適齢期を下げる必要があるのは、女性から選ばれる年齢には上限があるからです。

その年齢は36歳。この年齢を過ぎると男性が求める女性の年齢と、女性が求める男性の年齢がミスマッチを起こしマッチングしにくくなるからです。

近年では初婚年齢もどんどん上がり、晩婚化が進み、婚姻率も下がってきています。そうなると、なかなか結婚できず、女性から選ばれにくなってしまいます。

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