私は41歳で自営業をしている未婚男性です。これからお話しするのは、私自身の20代女性との出会いの体験談です。
好きなバンドのライブを鑑賞するのが生き甲斐の私は、週末になるとライブハウスに通い詰める生活を、20代の頃から変わらず40代になった今でも行っています。
ジャンル的にはロックを源流とする音楽が好きな私は、ムサい男たちと毎週末を過ごす人生だったので、なかなか女性との出会いがない毎日を過ごしてきました。
音楽鑑賞という趣味の素晴らしさと、共に楽しむ仲間がいてくれたおかげで、さほど気にすることもなく、これまで生きてきました。
ライブハウスの状況が変わった！20代の若い女性が一人で現れるようになった
しかし、そんな男臭いライブハウスの様子が、ここ数年、少し変わってきました。
見た目は今風で可愛らしい風貌なのに、男勝りな音楽を好む女子が一人でポツンと現れるようになり、次第にそれらがブームになったのか、その数は増える一方で、今では珍しい存在ではなくなりました。
ライブが始まる前や、次のバンドのセッティングをしている間や、ドリンクを並んでいるときや、ライブが終わってお店が閉まるまでの間など、女の子たちが近くにいれば、自然と会話するようになり、顔見知りの女の子もたくさんできました。
共通の趣味を介すことで、年齢も性別も関係なくなるので、ライブの日程を教え合ったり、新曲の感想を言い合ったりと、私のような40代の男でも、20代の女性と明確に話す目的が見つかるので、会話の途中で気まずい空気になることはありません。
20代女性と仲良くなる方法は簡単！ライブの話をするだけ
長く活動しているバンドのファンの子などには、昔のライブなどであった印象深いエピソードなどを披露すると喜んでくれますし、ネットには上がらないリアルな体験談が聞きたいという女の子側の興味もあって、一度話せば、あちらからも話しかけてくれます。
また、そういった音楽を好む若い女の子は、趣味を共有できる同世代の友達が周りにおらず、意を決して一人でライブハウスに来ることも多いので、身内で固まりがちなライブハウスの中で、孤独になりがちですから、声を掛けてあげるとむしろ喜ばれます。
街のナンパとはシチュエーションが全く違いますし、これはサッカーファンなどにも言えることですが、自分が好きで応援しているものを同じように好きな人とは、警戒心もなく打ち解けやすいという心理が働くので、自然に会話を始めることができます。
これに関しては、実際にバンドや音楽について詳しかったり、身内と言われるほど常連でなくても、好きという感情さえ示せば得られる信頼なのです。
ネットで基本情報ぐらいは学習した上で、ライブハウスに通い始めてみれば、そういった出会いの機会は日常的にやってきます。
ライブハウスならではの出会い！Ｔシャツを褒めると会話も弾む
それともう一つ、ライブハウスならではの出会い方と言えるのが、ライブ会場に来る人の多くは、その日のライブを意識したお気に入りのバンドTシャツを着てくるので、そのTシャツを褒める形で声を掛けるというパターンは、男女に関わらず、よくある光景です。
まだ若いのに、ヴィンテージとなっている古いTシャツを着てきたり、メンズサイズしかないバンドTシャツを自分でリメイクして女性らしいフォルムにしてくる子もいるので、自慢のTシャツや着こなし術を褒めてあげると、会話も弾みます。
過去にバンドが出していた缶バッジ一つプレゼントするだけで、リスペクト対象の“お兄さん”になれるなんて、信じられないかもしれませんが、ライブハウスではごく当たり前のように起こっていることです。
きっかけは音楽の話だとしても、春夏秋冬、毎月のように顔を合わせていると、プライベートな話にもなります。バンド以外にハマっているものを聞いたり、会社の愚痴を聞いたり、会話は多岐にわたります。
年の差カップルも生まれるライブハウス！こんなに40代男性に優しい場所はありません
ツアーのファイナルなどでは、居酒屋などに場所を移して打ち上げをすることもありますし、40代男性と20代女性が、親密になる機会や、年の差カップルが生まれることも珍しくありません。
あらためて思えば、20代の若い女性が40代のおじさんにこれほど優しく接してくれる場所はなかなかないように思います。
