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仕事仲間に1人、独身を貫いている男が居ました。彼の生活は中心はお酒。基本的に18時には仕事を終えて向かうのはいわゆる酒場です。居酒屋で一杯やって、二件目からなじみのバーを数件はしごして終了です。

なじみのバーは10数件あるらしく、定期的に飲みに行かないといけないと決めている様子です。もちろんそこには同様な仲間がいて、毎日が楽しくてしょうがないらしいのです。

仲間たちの中には既婚者も多くて、飲みに徹した毎日を楽しんでいます。もちろん、アルコール中毒ではありません。きちんと仕事はこなす男です。

購入したマンションも仕事場を基本には考えず、なじみの店からの利便性を優先したとのことです。その条件は深夜タクシー代が1000円前後。

とにかく飲んでいるのが楽しい!はずだった・・

若い頃には結婚を考えた女性もいたようですが、この有意義な時間を結婚で無には出来ない、どちらを選択するかの葛藤の中で選んだのが、飲み屋通いの生活です。

とはいえ、やはり一人暮らしのマンションに帰宅するのは寂しいらしい。壮絶な孤独感が襲う事もあるらしい。飲み仲間が、羨ましいといっても素直に喜べなくなって来た・・なんて愚痴をこぼすこともあります。

けれど、今さら結婚相手が見つかるわけも無く、財産を残すつもりも無かったようで生活するには困らないけれど、贅沢出来るほどの資産があるわけでもありません。

そんな彼が結婚しようか否か悩んでいる時期がありました。ここまで独身を貫き通したのだから、生涯独身と思っていた私はビックリです。

結婚をしたと思ったら週末婚!相手の女性とのニーズがあった

いよいよ、毎晩の飲み屋通いを止めるのかと思いきや・・。今の生活は続けて、週末だけ静岡の妻の家に帰ると言う週末婚スタイルらしいのです。

月曜日から木曜日までは都内のマンションに住み、今まで同様に夜は飲み歩きます。金曜日の夜は都内から静岡の妻の処に行き、月曜日の朝は静岡から東京に仕事に出ていくのです。

週末婚という言葉があるのかどうかは知りませんが、週末だけ一緒に過ごす夫婦になると言うのです。始めは籍を入れないでとも考えたらしいのですが、地方という事も有り、妙な噂が流れないようにと相手の事も考えて結婚するという選択肢を選びました。

お相手は10歳ほど若い人ですが、彼女は静岡に住みながら時々、東京に出てきて仕事をします。たまたま、飲み屋で意気投合し、なじみの店に連れて行くうちに、酔えば誰でも人生を語り出すではないですけれど、今までの人生の話をしたらしいのです。

これが相手のニーズにはまってしまい週末婚してしまいました。

寂しさを埋めるように週末婚!そんな僕たち籍いれた

彼女は家庭菜園が趣味で静岡から出たくはありません。けれど月に数度、東京に仕事があります。普段は自由気ままに暮らしたいけれど、彼女も寂しさは感じています。いつまで働けるのかという不安も有ります。

そこで、週末だけ帰って来るみたいな、単身赴任みたいな、そういう人が居れば良いんだけれど・・なんて話を飲みながらしたらしいのです。

よくよく考えれば、週末婚は友人にとっても願っても無い条件です。しかも、お酒の趣味も合いますし、一緒にいて苦にならない女性だそうです。

じゃぁ、僕たちが結婚したら上手くいくね。東京に出てきた時は僕のマンションに泊まればいいし、一緒に美味しいものでも食べに行きましょうよ。

こんな感じでしょうか、彼女が上京する時には彼のマンションに泊まり、彼は週末に静岡へ行くという生活が始まり、週末婚はお互いにとってベターだと考え始め、ならばきちんと籍をいれましょうという事になったそうです。

休日にどうやって過ごすか考えるのが楽しみ

友人は彼女に生活費を渡す必要も有り、はしごの数だけは減ったようですが現在でも自分のペースで生活をしています。

週末婚して1年以上たちますが、酒の上の話でも静岡での暮らしぶりの事をよく語りますから、結婚生活は上手くいっているのでしょう。家庭菜園、海釣りという趣味も増え大満足の日々のようです。

前は盆やら正月、大型連休の時には寂しさを感じることも多かったと言っていましたが、今はそれも無くなり、むしろどうやって二人で休日を過ごそうかと考えるのも楽しいらしいです。

定年までこの生活を続け、定年後は静岡に引っ込むつもりで、もうひと頑張りの張り合いが出来た友人の話でした。