私は現在43歳のフリーターです。人の話を聞かない男性と知り合ったのは22年ほど前で、同じ職場の同僚でした。彼は当時私と同じ21歳前後で、工場に勤務していました。
最初は趣味も合い、一緒にいると楽しいなと思ったのですが、だんだん「あれ?」と思うことが増えてきました。同じ趣味の話をしていても、私は何故か常に聞き役に回ることが多く感じました。
私だって色々聞いてほしいことがあり、話しかけるのですが、気が付くと彼の話にすりかわっているのです。
私の言い方が悪くて興味を持ってもらえないのかなとも思ったのですが、毎回私は聞き役ばかりでだんだんこれは変だと感じるようになりました。
話を聞かない・話をそらす・話をすりかえる・下ネタをまぜる男性!私は、失望するのに時間はかかりませんでした
まず彼は自分の話を人に聞いてもらうことが大好きでした。特に趣味が同じなら延々話しても、相手も楽しいと思っていたのではないかと思います。
しかし、相手の話を聞くということに関してあまりにも不器用な人でした。とにかくこちらが話すことに一切の興味を持ちません。
出会った当初は同じものが好きだったために気づかなかったのですが、好きな物の話以外は一切聞かない。まったく聞く耳を持たないのです。
趣味の話であればいくらでも話すことが出来るのに、別の話題となると1分も持たないのです。こちらが趣味以外の話をしたとすると「そんなことよりさ~」と、話を変えられてしまいます。
趣味の話でも私の言ったことをすぐに自分の話にすりかえて、ちゃんと最後まで聞かないんです。さらに私が不快だったのは、趣味の話に混じって下ネタを言う部分でした。
ああ、この人はこういう人だったのかと失望するのにそう時間はかかりませんでした。
話を聞かない男性に告白されそうになったが、うまく切り抜けた
私は彼とはただの友人だったのですが、彼は同じ職場の私の友人と付き合い始めました。
友人も、彼ほどではないにせよ自分の話をするのが好きな人なので、話を聞かない彼とは、きっと合わないだろうなあと思ったのですが、やはり上手くはいかなかったようで彼はすぐに振られていました。
私も彼に告白されそうだったのですが、間髪入れずに「私、好きな人いるんだよね」と言ったところ、それ以上の関係になることはありませんでした。
彼からも彼女からも愚痴を聞かされた!悪口を言う人間は尊敬できません
二人が付き合っている時に何が一番辛かったかといいますと、彼女の方から彼の愚痴を毎日のように聞かされたことです。お互い自分の話ばかりして、相手の話を聞かなければ会話が成り立つわけはありません。
私だって彼には不満は沢山ありましたが、それを彼女に言わなかったのは一応彼のことをまだ友人だと思っていたからです。しかし、いくら彼が友人であっても、人の話をちゃんと聞かない人と一緒にいるのはだんだん苦痛になってきます。
そうこうするうちに彼からも彼女の愚痴を聞かされる羽目になり、勘弁してくれよと思いました。自分の悪い部分を棚に上げ、人の悪口ばかり言う人は人間として尊敬できませんしもう無理だと思いました。
はっきりと言えば良かった!でも欠点て、なかなか指摘できないですよね・・そして最後は退社していった・・
今思うと、私が当時はっきり言えば良かったのかもしれません。しかし事なかれ主義だった私はどちらの話もただ聞くことしか出来ませんでした。
欠点を指摘してあげれば少しは彼は成長したのかもしれませんが、同じ職場の他の女性からもちらほら彼の愚痴が私の耳にも入り始め、気が付くと彼は退職していました。
女性の多い職場でしたし、居心地が悪くなったのでしょう。友人だったはずなのに、最後は挨拶すらしてくれずに黙っていなくなってしまい、なんとも後味が悪かったです。