角刈りがダサい！生理的に無理な男性に出会った体験談

３５歳の女性で現在は専業主婦をしています。そのダサい角刈りの男性とは、１５年くらい前に友達の開いてくれた合コンで出逢いました。

昔の話しですが、今の時代なら尚の事、ダサいと思ってしまうはずです。

→外見を気にしない女性はいる？

合コンの参加者は良い人だった

その男性を含めて、その合コンに来た人たちは少しオタク要素のある人たちでオタクの人たちと合コンをするのは初めてだったのですが、合コン自体はとても面白い会になりました。

それまで付き合っていた彼氏が、遊び人過ぎて本当に泣かされて辛かったので、次付き合うならば、見た目などはあれでも、オタクの人たちなら、浮気をしないという安易な理由で、合コンを開いてもらったのですが、予想以上の良い人たちでした。

スーツ姿がかっこいい！でも、ダサい角刈りとサングラスが気になる。ちょっと怖い人かも

その中でも一番気があったというか席が目の前だった人がオタク達の中ではかなり普通の風貌で、しかもその日はスーツで参加していました。

スーツは何割増しになるとかよく言いますが、本当にその通りで今まで付き合っていた人は学生かスーツでは無い職業の人だったのでスーツの男性にちょっとときめきました。

しかも、周りは完全なるオタクの人たちだったので、引き立て効果もありかなり実際の所より盛って見えていたと思います。年齢は、当時私は２０代前半でしたが、その男性は９歳か１０歳年上で背も１８０センチ以上ありガタイも良く、なかなかのルックスでした。

しかし、ちょっとその時点で気になったのが髪型で角刈りヘアでした。黒髪の角刈りヘアそしてイカツイ体型ちょっと怖さがありました。しかも、サングラスをして登場したので完全に怖い人でした。

興味があるお店に誘われデートする事になった

でもその飲み会で皆で意気投合して、その後連絡先を交換し合ってまたみんなで遊びましょうみたいなことになって解散したのですが、帰ってからその方から連絡がありました。

「男性にしては一人で行くのが恥ずかしいお店に行きたいのですが、一緒に行く人がいないので、良かったら今度一緒に行ってくれませんか」というお誘いでした。

食べ物系のお話で私も好きなもので、しかもそのお店はなかなか行けないお高いお店だったのでちょっと興味があり行くことにしました。

とにかくダサい！全身黒ずくめでサングラス、さらにセカンドバックって・・

待ち合わせ場所に少し早く着いたので、どんな顔だったかな？と考えながら待っていました。私は顔を覚えるのが苦手なので、初対面の人の顔を覚えられないので、人込みの中で見つけられるか不安だったのです。

しかし、そんな不安はすぐにかき消されました。物凄い存在感を持って現れたんです。まず、全身黒ずくめのファッションで結構暑い日だったのですが凄く暑そう。

そこにネックレス（金色）そして腕には変な腕時計をしていいて、またもやサングラスをかけていました。

今の様におしゃれなサングラスなら良いのですが何というか、昔ながらのダサいサングラスで更に極め付けがカバンで小脇にはセカンドバックを抱えていました。

極めつけは、その風貌に完全にマッチした角刈りです。トータルでダサいとしか言いようがありません。

外見はダサいけどデートは完璧！楽しく過ごせました

私は、そこまで人目を気にしない人間だと思っていたのですが、そんなことはなかった様で、このまま気が付かないふりをして、帰りたい気持ちにまでなりました。

ヤバい、ダサい。あのファッションはこれまでにないセンスでした。悪い事に、それまでお付き合いしていた人が、かなりファッションにうるさくて、色々泣かされはしましたが、恰好だけは良かったので、そこからのギャップに倒れそうになりました。

でも、友達の知り合いの方なのでそうそう失礼は出来ません。合流してセカンドバックは、なるべく見ないようにして行動しました。そして、お店では楽しくやはり会話はとても楽しくて気が合います。

いっそ、見た目何て気にならなければ、どんなに良かったかと思いました。お店でのお会計もスマートにおごりです。前回の彼がケチな男だったので涙が出そうでした。

ダサい外見以外は完璧なのに・・付き合う事は出来ませんでした

滞りなく過ごし駅まで送っていただきまた遊んでくださいと好きなので付き合ってください。と言われたのですが、即答できなかった私です。実に勿体ないと思いました。

ダサい外見以外はとってもピカイチ、職業も高収入で、優しく、ルックスもまあまあ、そして次男、結婚するにはとてもいい人だと思いました。

しかし私には、あのダサい服装センス、特にセカンドバック、それをトータルでまとめ台無しにした、角刈りがもうダメでした。

勇気を出して私が服装センスを改善すれば、まだ角刈りも許せたかもしれません、今ならそうするかもしれませんが当時は若くその勇気がありませんでした。