性別 | 男性 |
現在の年齢 | 51歳 |
結婚歴 | 未婚 |
ご職業 | クリエイター |
出会いの場所 | 仕事場 |
女子大生の専攻学部 | 社会学部 |
私が女子大生の彼女と出会った時、私は42歳。仕事盛りで、演出の仕事を多く手がけていて、その時は、イベントプロデューサーという形で、その仕事に携わっていました。
清楚な女子大生がいる!が、特に意識はしていない
私はそれまで会社に属したことがなく、スーツを来たことがないと言う人間で、そのイベントの最中も、スーツ必須なのに、立場を利用して、スーツではなく、どちらかと言うと変わった格好をした、変なおじさんでした。
彼女は21歳の女子大生で、そのイベントにアルバイトとして来ていた何人かの一人でした。最初の全体ミーティングの時に、清楚な子がいるな、と言うのが第一印象でした。
その時点では特別印象に残る子ではなく、その他大勢のうちの一人でしかありませんでした。が、イベントの運営会社が、イベント中、私の下に、2人付けてくれたうちの一人が偶然にも彼女でした。
その時には私には、仕事ができればいいが、ぐらいの感情しか彼女にはありませんでした。
仕事ができる女子大生!だんだんと気になる
イベントが始まると様々なトラブルが発生します。それに臨機応変に対応して、下についた二人に指示を出し、事をこなして行くうち、彼女が非常に有能である事が分かって来ました。
そうなると、彼女の容姿にも目が行くようになり、だんだんと素敵な子だなと思うようになっていきました。イベントの3日目の日に、私はさりげなく連絡先の交換を申し出ました。彼女も私に好意を抱いていると分かってきていたからです。
イベントが終わって、スタッフの打ち上げがありましたが、私はあえて彼女と距離を取り、皆に悟られないようにしていましたが、彼女はやはり人気者で、皆から連絡先を聞かれ、それを断るのに大わらわ、私はそれを横目で見てほくそ笑んでたのでした。
食事に誘うとアッサリOK!次のデートのドライブも即決まりました
イベントが終わって数日後、少し時間を置いた頃に、私は彼女を食事に誘いました。返事はすぐに返ってきてOK。すんなりとお酒の席で、ゆっくりと話をする事ができました。
20歳も歳が離れているのを彼女は気にもせず。逆に安心しますと言い、いろいろな事を話してくれました。私は聞き役に回り、彼女の話す事に時折アドヴァイスを交え、あっという間に時間は過ぎてゆきました。
2件目のバーで、次はドライブでもしようかと提案すると、彼女は躊躇なく是非行きたいと言うことになり、その場で日も決まりました。私は紳士的に彼女を見送り、次のデートに想いを馳せました。
その日は好天で、少し足を伸ばして海まで走り、海辺を二人で話しながら歩いていると彼女の方から私の腕を組んで歩き始めました。表情を見ようとしても照れ臭いのか下を向いたままでした。
海の見える公園で、彼女は強く手を抱きしめる
そのまま何事もなかったように話を続け、小さな公園のようなところのベンチに座りました。彼女は私の腕を離そうとせず、体を寄せて来ました。
私は展開の早さに戸惑いながらも、付き合わないかと告白しました。彼女は返事をせず、私の手を強く抱きしめただけでした。
そして、顔も肩に預けて海を眺めていました。ここで言葉は不要だと、私も黙って海を見ていました。その日から2人は恋人のように過ごすようになりました。
大学院を卒業するまで関係が続いた
二人で食事をし、旅行をし、映画を観、ショッピングをし普通の恋人がするような事をしました。ただ、私の年齢もあって、彼女の友達に紹介されるのは、私が断りました。いずれ先がないと思っていたからです。
私も、彼女を仲間内に紹介するのを避けました。自慢話と取られるのがオチだからです。そんな状況を彼女は最初不満に思っていましたが、私が意図を話すと表面上は理解してくれました。
誰かに目撃された時は、叔父さん、姪っ子、で通すことにしていました。そんな彼女とは結局、彼女が院を卒業して、地元に帰るまで関係が続きました。
彼女が地元に帰るのは決定事項でしたし、私は今の仕事を投げ出すこともありえなかったからです。
彼女との事で一番印象に残っているのは、二人で海辺を歩いた時、初めて彼女が腕を組んで来た時です。高校生のデートのような、それでいて大人にしか味わえない恋の気分になったものです。