私は現在50歳無職の女性です。7年くらい前に、広島にある結婚相談所に入会していました。その結婚相談所は、他の結婚相談所に比べて、 費用がとても安かったので、 思い切って、入会してみようと決めました。
私は、広島に住んでいますが、その結婚相談所は、広島に本社があり、地元の方を紹介してくれると、パンフレット読んだ時、書いてあったので、「ここならいいかもしれない」と思いました。
結婚相談所のスタッフの方は、女性で、とても上品な方で、親身になって、私の婚活をサポートしてくださいました。
同じ境遇の男性がいたのでお見合いをする事にした
私は、足が少し不自由なので、そのことが相手を探す見つける上で、ハンディになるかもしれないと、ずっと思っていました。そのことが、私のコンプレックスになっていたのです。
そこで、私は「身体に障害を持った男性の方は、いらっしゃいますか?」 とスタッフの方に尋ねました。すると、「車椅子の男性が1人いらっしゃいます」との返事が返ってきました。
私は、「よかった。私と同じ境遇の男性もいるのだ」とほっとしました。「同じ境遇の人なら、私のことを理解してくれるかもしれない。それに、話が合うかもしれない。同じ境遇の人に一度会ってみたい」 私はそう思って、早速、その車椅子の男性とお見合いすることにしました。
お見合いでメールアドレスを交換!他愛もない話しをしていた
その男性は、当時43歳で、新聞社にお勤めの方でした。その男性は、車を運転されるので、結婚相談所のでのお見合いが終わったあと、彼の車で近くの喫茶店に行きました。
その男性は、私を気に入ってくれたらしく、お茶を捨てる時 「メールアドレスと携帯の番号を教えて」と言われました。私も、その男性に特に不快感を抱くこともなかったし、「個人的に、何度か会ってみて、結婚を考えよう」 そう思って、その男性と、メールアドレスや電話番号を交換しました。
その日から、すぐにメールで、やり取りを始めました。メールの内容は、特に変わったことではなく毎日の何気ないことが話題でした。
デートの誘い!しかし、当日現れたのは若い女の子づれの男性。これってデート?
その男性と知り合って、2週間が経った頃、その男性から、「今度紅葉を見に行きませんか?僕の車でドライブしましょう」というメールが届きました。
私は、行くかどうか迷ったのですが、「まずはその人のことをよく知る必要がある」 そう思った私は、その人とのドライブをOKしました。
当日、待ち合わせ場所に行ってみると、その男性は、若い女の子と一緒にやってきました。それを見て私は、「えっ。これはデートじゃないの。デートなら、2人だけで出かけるのが普通だよね。なんで、他の人と一緒に来るの。
しかも、若い女の子と一緒だなんて」と思い、ドン引きしてしまいました。「今日はもう帰ろうかな」 とも思ったのですが、 待ち合わせ場所はタクシーの拾えるような場所ではなかったので、しぶしぶ、私はその男性と 若い女の子と3人で 紅葉を見に行きました。
彼が連れてきた女の子は25歳で、彼と同じ職場に勤める彼の後輩だということでした。
全く楽しくないデートだった!常識がなさすぎて2度と会いたくありません
ドライブ中、車の中でも、その男性と後輩の女の子はとても仲良さげに、会社の人の話や、共通の話題を話していました。
私は2人のあまりにも仲の良い様子を見て 唖然としてしまいましたし、私だけが蚊帳の外と言った感じになってしまったので、「こんなことなら、来なければよかった」と後悔してしまいました。
おまけに、その男性は、私に「この子、すごくいい子なんだよ」と、その子の話ばかりしてくるのです。私は 「なんで、私がこの場にいるんだろう」と思い、情けなくなってしまいました。
そんな感じでしたので、その日のドライブは、私にとって全く楽しくありませんでした。むしろ、不愉快な気持ちが大きかったです。
後で、結婚相談所のスタッフの人に、その事を相談したら、「そんなことがあったんですか。デートなのに他の女性を連れてくるなんて、常識がないですよね。その男性に注意しておきます。ごめんなさいね」と、彼の代わりに謝って下さいました。
でも、私はもう2度とその男性と会う気になれませんでしたので、お付き合いはお断りしました。