41歳男性で自営業をしております。彼女と出会った当時の私の年齢は31歳で電子部品製造業、頼れる兄貴風のライン工程主任だと思います。
当時の彼女の年齢は20歳、同じ職場の新人、くりっとした目が印象的で他の部署までも噂が広がるほどのルックスを誇る黒髪ショート美人、少し天然であどけなさが残る女性でした。
連絡用としてメアドを入手！１通メールを送ると、後はとんとん拍子
正社員として5年勤務していた電子部品の製造、検査を行う会社に新人の派遣社員として、彼女が入社してきたのが出会いの始まりでした。作業現場は無菌室での作業となるため、所謂防塵服を着用したいるため目元だけしか分かりませんが、大きな目をした小柄な女性であり、素顔を見てみたいなという第一印象を受けました。
当初はライン工程の現場主任という事もあり、あくまで上司と部下という関係を、毅然とした態度でとっていましたが、少しずつ彼女の魅力に触れるたびに、はまっていきそうな自分がいて、他の女性社員とは違った印象を抱き始めるようになりました。
やはり社内でも彼女の噂は持ちきりで、他の男性社員と仲良く話していたり、メルアドや電話番号を入手した男性社員もおり、あくまで緊急連絡用として、彼女の連絡先を知ることになったのです。
連絡先を入手してからは、暫くアプローチをかけるのに躊躇し時間がかかりましたが、1通だけメールを送ると後はとんとん拍子といった感じで、仕事の悩みや相談などを聞いてあげたりする、いい上司を演じていました。
会社の親睦会から少しずつ距離を縮める！仲の良い男女で遊んだ時に告白
仕事中は冷静さを装っていましたが想いは募る一方でしたのでいつかはお誘いのメールをしたいと考えていました。うちの会社は季節によってお花見や焼肉、そうめん流し、忘年会など親睦会が定期的に催されており、その都度彼女を触れあうことで、親近感を覚えたり仲のいい男女5～6人で、カラオケや花火大会など少しずつ距離を縮めていきました。
そういった交流を深めていたある日、深夜のカラオケ終了後、特に仲のいい男女4人で市内までドライブする事になり夜通しドライブしてある公園にたどりつきました。
朝方6時の犬を連れた散歩の方がいる中、どこか寝てないテンションもあり彼女と散歩しながら、付き合って下さいと告白をするに至ったのです。彼女からの返事は、最初は考え込んだ様子でしたが、ＯＫでしたので、その場で抱きしめてあげ喜びを噛み締めながら帰宅しました。
告白以前にメールで他愛もない事や、冗談なども言い合える仲でしたし、海が見える公園というシチュエーションも、後押ししＯＫを得られたのではないかと感じました。
ひょんなことから同棲することに
あるとき、彼女の家庭事情は複雑なものがあり、父と大喧嘩をし啖呵を切って飛び出し入浴も銭湯を利用し、寝る時だけ家に帰るという情報を得ました。するとＷデートした仲のいい男性の同僚から、同棲すればという提案を持ちかけられ、次第に同棲もありかもという方向へ進んでいきました。
勤務終了後には不動産会社に駆けつけ、色々な物件を見て周り一軒家ですが、良さそうな物件がありましたので背中を押される形ではありましたが、交際半年で同棲生活が始まったのです。
彼女の元同僚の女性も、色々と同棲までの道のりのお手伝いをしてくれて、部屋の掃除や小さな冷蔵庫、日よけ用の網ネットなどを差し入れてくれたりと、お世話になりました。
当時は会社まで20分かけて車通勤していましたが、同棲先は、会社まで10分で行けるまで短縮されましたので、通勤にも便利で忘年会など、同僚を多く呼んで鍋を囲んだりと、幸せな時間を過ごす事ができるようになりました。
また、年齢差がある故に、特に体力などを維持しようと、感じた事はありませんでしたが、体臭や育毛の事など若い世代には分からない部分も多かったです。ですが、いっしょになって商品を選んでくれたり、全てを曝け出す事で、率直に意見を言い合える仲になれた事は、いい経験となりました。
早く寝たいのに寝かせてくれない！料理もあまり上手いとはいえません
同棲し始めた当初は、やはり家に帰るのが待ち遠しく、わき目も振らずに帰宅して彼女の手料理を頂く事が、何よりの楽しみでしたが、年の差11才を感じる部分が、少しずつ見受けられるようになりました。
やはり遊びたい年頃でもあり、メールや電話など頻繁に掛かってくる事や夕食、入浴を済ませくたくたの自分は21時には就寝していたのですが、12時過ぎまで起きていたり、こっちは寝たいのにちょっかいを出して、いちゃついてきたりと感じる事が多くなりました。
インテリアなどは、彼女に全て飾りつけやアロマキャンドルなど、悪い印象はありませんでしたが、料理の経験の浅さからくるレパートリーが少ないのか、ほとんど決まったレシピだったり、冷凍食品だったりと飽きを感じた事もありました。
若くても同棲すると大変な部分もある
当然些細な事から言い争いになる事もしばしばで、このクソがきと言いかけて何度我慢したかは、数え切れないくらいありました。逆に考えると、30才前後の年の近い女性だったらこういう考え、行動をとるんだろうなと予想もできましたし、いくら若くて綺麗な女性でも交際、同棲をするとなると、大変な部分が多くあるという事を、身を持って体験でした瞬間でもありました。
結局彼女との同棲生活は、1年でピリオドとなり彼女も退社して、現在はどこで何をしているのかも分かりませんが幸せに暮らしている事を願っております。
