人を好きになるって本当に不思議です。お互い好きな人の話をしていたもの同士が、いつか好きな人よりも、相談している人の事を好きになって結婚した体験談をお話しします。

ぼーとした私です!大学でも特にやりたい事はなかった

現在、私は32歳主婦です。あの出会いから早14年となります。当時は18歳、大学1年生でした。相手の彼も同じ18歳大学1年生でした。私は子供の頃からあまりやりたいことや行きたい場所などが無いぼーっとした人間でした。

この性格のまま成長した私は大学生になり、高校生までには無かった自由というものを手に入れたのですが、もったいないことに、大学生活ではこんな事したいとか、あんな事したいとか、そういう事もなく過ごしていました。

私の入学した大学は、地元では有名なお嬢様大学と呼ばれる大学だったので、新歓コンパのチラシは5月になっても配られるほど毎日毎日開かれており、クラスで仲良くなった友達の中でも話題に上がっていました。

大規模な新歓コンパがあり参加する事になった!そこで、たまたま知り合いの男友達がいた

そしてあるイベントサークルの新歓コンパに行ってみようという話になり、サークル自体にはあまり興味は無かったのですが、女子は無料ということと大人数のコンパだということだけで行くことになりました。

いざ新歓コンパの集合場所へ行ってみるととてつもない人数の人たちが集まっていて、誰が幹事なのかもわからないような状態でした。でも女子は無料ということで代金を徴収されることもないし、この集団が動き出したらついて行けばいいやという軽い感じで参加していました。

新歓コンパの会場に着くと、各テーブルに好きなように座ってくださいと指示があり、私たちも空いてそうな席を見つけて座りました。そこで周りを伺いながらスタートを待っていると近くのテーブルになんと知り合いの男性を発見。

相手もこちらに気付いて話しかけてきました。この男性は男友達というほど仲がいいわけではなく、友達が好きな男性だったのでついでに仲良くなったというぐらいの人でした。

A君はMちゃんが好き。私はB君が好き。私はB君の事をC君に相談。ABC君と私の友達2人の合計5人で遊ぶ事になった

その人は5人ほどで参加していて、自然に私たちの席に全員座るという流れになりました。乾杯の合図でコンパが始まり、みんな飲み始めました。5:5ぐらいのコンパですから両端に座っている男女はそれぞれで話が盛り上がります。

そんな感じでコンパも終わり、一応番号交換をして帰ろうとすると1人の男性(A)が私に「Mチャンカワイイよね。番号知りたいんだけど、聞いてもいいのな。。」と探りを入れてきました。

私が思うにMチャンのタイプとは全く違うし、全然見込みは無さそうだなと思いながらも「聞いてみるね。」と言い、別れました。そしてMチャンにそのことを言ってみると予想通りお断りとなりました。

そうだよねーと思いながらもどう伝えたらいいかなぁと悩みましたが、やんわり伝えました。その頃、他の男性たちとも何度か連絡を取っていたのですが、私はその中の男性(B)のことが好きになっていました。

そのことを男性(C)に相談していたところ、ABCと私の友達2人とで遊ぼうという話になりました。

私の友達が帰る事になった!しかたなく4人で遊ぶ

さて当日、夕方から花火を見てすっかり暗くなった頃、私の友達の電話にご両親から帰ってくるようにとの連絡が入りました。

門限の厳しい家庭の子だったのですが、この日は了解をもらっていたはずだったのに・・と残念でしたが仕方ないということで帰ることになりました。

そうなれば私も一緒に帰ろうと思っていたところ、「あなたは楽しんで!!」と私が帰ることを頑なに許してくれないのです。なんでだろうと思いながら友達を見送って、後から帰ればいいかと思っていました。

それからみんなでファミレスへ行きました。するとCが先輩から電話が入ったと行って店の外で電話をしていました。結構な長電話だったのでBが様子を見に行くと言い店を出ました。

朝までA君と一緒にいてる!気付くとA君を好きになっていた。しかし、この話には裏が・・・

それから・・・なんと2人は戻ってこなかったのです!!残された私とAは何となくみんなの作為的な感じに感づきましたが、お互いに好きな相手ではないので意味がわからない状態でした。

でももう電車も終電の時間は過ぎているし、仕方なくAの家へ行くことになりました。AとはMチャンのことを話したり、お酒が入っていたこともあり私がBのことが好きだということをカミングアウトしたりして話はとても盛り上がりました。

気が付くと外が明るくなっていて本当に時間を忘れて話していたんだなと2人で笑いました。ここで気づきました。私とAはお互い好きになっていたのです。

お互いに別の相手を好きだったのに、数時間後にはお互いを好きになっているなんてマンガみたいなこともあるものだなぁと我ながら感心したのを覚えています。

後でわかったことですが、この花火の日の作為を考えたのはCで、なぜAを残したかというとCは私のことが好きでBと離れさせる為だったらしいのです。Aと2人になれば帰るだろうという計画だったそうですが、うまくいきませんでした(笑)

クリスマスイブに花火大会を見に行こうとなった

交際中の印象に残っている出来事と言えば、学生時代ですが、あるクリスマスのことでした。毎年クリスマスに花火大会をやっている温泉街があるのですが、一度も行ったことがなく、今年こそはと意気込んで計画を立てていました。

この花火大会は音楽と花火がシンクロしたミュージカルのような花火大会だそうで、行ったことのある友達は大絶賛していました。

それと同時にすごく混雑することも聞いていたので、平日であるクリスマスイブの午前中に現地に到着すれば渋滞に巻き込まれることもないだろうと朝早く出発しました。

出発して2時間ほどで高速道路は雪のためのチェーン規制となり、雪もだんだん激しくなってきました。あと1時間ほどで着くころになった頃、なぜか折り返してくる車をよく目にするようになってきました。

大雪で人助けをしたクリスマスイブ!本当なら温泉にはいっていたはずなのに

2人ともイヤな予感がしつつそのまま車を走らせると・・・やはりイヤな予感が的中。雪の為、道が通行止めになっていたのです。迂回路を探しましたが、すごく遠回りをする道しかなく、そちらの道も雪深いのでいつ通行止めになるかわからないような道でした。

Uターンしてくる車の人をつかまえて相談もしてみましたが、みんな諦めるしかないという返答でしたので、私たちも諦めるしかなく、来た道を帰ることにしました。

しかしこの帰り道は来た時とはわけが違っていました。ものすごい大雪で超ノロノロ運転しかできないのです。

途中止まってしまっている車もおり、その車を助けたり、チェーンの巻くのに苦戦している人たちを手伝ったりとまるでJAFの隊員にでもなったかのような働きようでした。そんなことをしながら帰ってきた頃にはもう夕方でしかもクタクタでした。

そこから遊びに行くような元気はなく、近くの映画館で映画を見てクリスマスイブは終わってしまったのです。本当なら今頃ミュージカルみたいな花火大会見て温泉入ってたのにねーなんて話ながらコンビニで買ったケーキを食べた思い出でした。

大学卒業して3年後に結婚!運命を感じています

私たちが結婚を決めたのは就職して3年が経った頃でした。この頃、彼が転職をしようと決めていて、その転職先が私の住んでいる町だったこともあり、このタイミングで結婚しようという流れになりました。

プロポーズですが、この少し前から結婚しようと決めていたので、特別なプロポーズはありませんでした。しいて言うなら社会人2年目ぐらいの頃に彼が突然「来年あたり一緒に住んでそうな気がする」と言われたのが予告プロポーズだったのかもしれません。

出会い方や好きになるまでのプロセスは複雑でも、結婚する相手は決まっていて、自然と結びつくものなんだなということを実感する出来事でした。

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