現在36歳の主婦です。結婚相談所を利用した体験談をお話します。当時の年齢は34歳で会社員、お相手の男性は39歳住職でした。
小さな結婚相談所が集まってネットワークを形成している
地元の小さな結婚相談所に入会しました。基本的には全国的に大きなネットワークを持っているという説明でしたが、地元の小さな結婚相談所がいくつかかたまってネットワークを繋いでいるという感じでした。
わりとアットホームな感じの結婚相談所で、不安なことが合ったらいつでも電話してきてねと言われていました。親身になってくれている感じがして最初はとても好感をもち頼りにしていました。
インターネットの専用サイトでたくさんの男性の写真やプロフィールを閲覧し、気に入った人を指名できます。自分のプロフィールも掲載し指名を受けることもあります。入会してすぐ何人かの男性を指名したり指名されてたりしてお見合いをしました。
住職との体験談!ハーフパンツにラルフローレンのシャツ。おしゃれなお坊さんだな
中でも忘れられないのが39歳の住職でした。プロフィールを閲覧しているとき「この人いいな」と思ったのですが職業がお坊さんなので、私にお寺のおかみさんがつとまるかしらと敬遠していました。
写真を見る限りだとお坊さんにしてはイマドキというか、少しチャライ感じがしました。髪型も坊主ではなくプチモヒカンにしていておしゃれ眼鏡をかけています。
休日の写真ではボタニクス柄のハーフパンツにラルフローレンのシャツを着崩しハットをかぶっていました。イマドキはお坊さんでもおしゃれなんだなと思っていました。
するとある日その人から指名がかかりお見合いすることになりました。ぜひお見合いしたいのだけれど何分住職として忙しい日々を送っているので、お見合いの日程は極力こちらに合わせてくださいと言います。
今となってはその発言もおかしいなと思うのですが、そのときは「それもそうだな」と思い他にあったスケジュールをキャンセルして彼とお見合いしました。私も写真を見て彼をいいなと思っていた手前、嬉しくて舞い上がっていたのだと思います。
DJもやっているが、なんだか違う!人を癒すのが仕事じゃないんですか?
お見合いの日、私の地元で彼を迎えました。ホテルのティールームを利用しようとしましたが、そのティールームがあいにく満席で、どこかほかにお茶のできるところはないかと彼に聞かれました。私はそこから歩いて10分のカフェを思い出しそこへ行きました。
だんだんお話ししているうちに、彼の人柄が見えてきました。彼は住職という職業に誇りを持っているようですが、「ださい」と思われることが嫌なようでお寺で行った音楽のイベントの話や自分もDJとして活動している話をしていました。
どういう人がタイプかはひとそれぞれですが、私は自分の仕事に誇りをもって一生懸命働いている男の人なら、ダサかろうが尊敬に値すると思っています。
彼は住職という自分の仕事がいかに傷ついた人を癒すために存在するのか、ということではなく、デカいイベントを開催するだとか、ハワイまで行ってキャンドルナイトをやっただとか、クラブ系のミュージシャンをよんでイケてるライブをやったとかを自慢していました。
なんだかなんだで気分が悪かった体験をしました!
お茶のあと街をぷらぷらしたのですが、あの店はダサいとか街自体がしょぼいとか、人の地元を馬鹿にする発言。この人は本当にお見合いに来たのだろうかと思いました。通常、お見合いのあとその日か翌日中にはお返事を返すものです。
しかしその住職の彼は5日たっても連絡をよこさず(まあ私も断っていたのですが)聞いてみると彼の所属する結婚相談所は地元の小さなおばさんが一人でやっている相談所で、ネットワークにたまたま登録されているようなところなのだと言われました。
その小さな相談所が悪いのか、彼の人柄のせいなのか、あまりいい気分のするお見合いではありませんでした。
微妙な人ばかり紹介される!やっぱり結婚相談所は大手がいい
その結婚相談所は、そのあと紹介してくれる人は正直微妙で、田舎の小さな結婚相談所が団子になっているようなところでは田舎っぽい人しかいないし、場末感があります。
結局すぐに退会してしまいました。できるなら大手の有名なところにした方が、選択しも多いしつぎつぎ紹介してもらえるのではと思います。以上が私の結婚相談所で失敗した体験談です。