37歳の専業主婦です。夫とは年の差があり年齢が一回り違います。そんな年の差夫婦でも交際中は沢山デートしました。そんな楽しかったデートや結婚したきっかけをお話します。
夫と出会ったのは私が29歳で福祉関連業、夫が41歳で彼も福祉関連業をしていました。私が福祉施設で働いていたとき、他の福祉法人で働いていた夫が利用者の送迎などで何度か来園し、お互いに職員として挨拶を交わすぐらいの中でした。
私は3年ほどで転職し、別の福祉センターで働いていたのですが、2年ほどしてからどこから私の電話番号を調べたのか、夫のほうから連絡があり、ちょくちょくデートするようになりました。
と言っても、生活時間が異なるので、大抵はお互いの家から電車で15分ほどの中間地点の居酒屋に行っていました。
飲み友達のはずが、高級ディナーのデート！どうやら付き合ってると思ってたみたいです（笑）
もともと私はお酒が大好きで、学生時代は翌日が休みとあらば朝まで飲んでいたこともあったし、夫もお酒が強いほうだったので、飲み友達という関係で歳の差はあまり感じませんでした（と私は思っていました）。
そんなことが半年ほど続き、夫が誕生日などの特別な日にディナーなど高級店でデートするようになりました。なんだかおかしいと思い夫に問い詰めたところ、勝手に付き合っていると思い込んでいました。
手も繋いだこともないのにです。これをきっかけに正式にプロポーズされ、結婚前提でお付き合いを始めました。
それからのデートは居酒屋だけでなく、お互いに仕事のスケジュールを調整してテーマパークやイベントにも一緒に行くようになりました。夫は職業柄、こういった情報を集めるのが得意でした。
酒造見学は楽しかった！年の差なんか全く関係なく楽しめた
そのデートの中でも一番楽しかったのがやっぱりお酒関係で、澤乃井の酒造見学をしに行ったことです。
私は日本酒が好きですが日本酒造りの工程は詳しくなかったので杜氏の説明を興味深く聞いていたのですが、夫のほうは早く飲みたくて仕方がないといった様子でした。
その後、きき酒をしたのですが飲兵衛の私たちには物足りず、澤乃井直営の「きき酒処」に移動し、扱っている10種類ほどの日本酒を端から順に堪能しました。
二人ともへべれけになって帰ってきたのですが、翌日、私はなんともなく、夫は二日酔いのまま出勤したそうです。酒造見学でいただいたペアのおちょこは、今でも晩酌のときに愛用しています。
お互いお酒の好みも似ており、その後も全国各地の地酒を置いている居酒屋に行ったり、新潟や秋田などのおいしいと評判の日本酒を購入しては私の家で晩酌をしたりしていました。
年の差があるっていい！しっかりエスコートしてくれて頼もしかった
他に印象残っているデートと言えば、東京ドームシティのクリスマスのイルミネーションです。都会のイルミネーションはテレビで見たことはありましたが、当時、電車慣れしていなかった私は実際に行ったことはありませんでした。
現地に着いて目にしたものは、想像以上のイルミネーションの数でとても感動したことを覚えています。色鮮やかなオブジェを見たり、光輝くトンネルをくぐったりして幻想的な世界を楽しむことができました。
夫は仕事で何度も来たことがあり、しっかりエスコートしてくれて頼もしく思いました。
ときには私が弁当を作り、有料の大きな公園でゆったり過ごすデートをした事もありました。四季折々の草花を見ながら散歩したり、軽く運動をして汗を流したりするのも楽しみの一つでした。
嫌な所も見えてきたが子供が出来たのがきっかけで結婚
しかし、付き合いが深くなり、一緒にいる時間が増えると相手の悪い面も見えるようになりました。
年の差もあるし、また、私も若くないし、今子どもを授かっても夫が退職したらと思うと将来を考えることができなくなってきて、正式にお付き合いをしてから2カ月ほどで別れを切り出そうと思っていました。
そんなとき、妊娠が発覚しました。前述のこともあり、正直言って産むかどうかも迷いました。また、一人で育てることも考えました。しかし、夫は根拠もないのに大丈夫の一点張りで、「子どもを産んでください」というのがプロポーズの言葉となりました。
結局、3カ月ほどかけて親も含めての話し合いの末、お腹が少し膨らんだ頃に身内だけで結婚式を挙げました。
