29歳で家事手伝い未婚女性です。40代で結婚していない男性をみていて思うのは、おひとり様ならではの、しがらみのない自由を捨てがたいのでは?です。
自分のために時間を使いたいから結婚できない
例えば金銭面に関しては、独身の場合は自分で稼いだお金は全て自分のために使えます。しかし、既婚者はそうはいきませんよね?まして、小さい子供がいれば尚更です。
これは、時間に関しても同じようなことが言えます。独身は時間に制限はありません。どこまでも自分の好きなように時間を過ごせます。
しかし既婚者の場合は、独身と同じというわけにはいきません。このように自由を知っていると、結婚と同時にその自由が減る・なくなるのはストレスにつながります。
結婚はしたい!でも、自分のために使える自由も惜しい!そのジレンマと言いますか、相反する気持ちの狭間で、結婚に踏み切れない方が少なからずいるのではないかと考えます。
結婚するためには、家族に自分の時間を使う気持ちが必要
自由は確かに必要です。それは独身・既婚に限らずです。確かに、結婚をすると自分の時間は多かれ少なかれ減ってしまうことはあるでしょう。
でも、限られた時間だからこそ、濃縮した時間を過ごせることもあると思います。独身のように、時間に制限もなく・自分の好きなことを好きなだけやることができることをは失うのは惜しいことではありますが、それならそれで新しいやり方を模索するのはどうでしょう?
自分のためと言うのは、どこまでも極めることもできると同時に、妥協もききます。でも、結婚して家族を持って、その家族のために使う時間は、自分のためとは違ったものになると思います。
家族のために、家族と楽しい時間を過ごしたい、家族を喜ばせたいなど、様々な気持ちが湧くと思うのです。もちろん、全ての時間を家族のために使えと言うわけではありません。
家族との時間を持ちつつ、自分の時間も持って、バランス良く過ごせるのが理想的と考えます。
悲しみ、苦しみは家族がいるから乗り越えられる
人といれば、思い通りにいかないこともあります。歯がゆい思いもするでしょう。でも、人といるからこそ、できることもあります。その楽しさや有難みを知った時、人は家族の有難みを感じるのではないでしょうか?
一人でできることは、たかがしれています。家族がいてこそ、一人では乗り越えられないことも乗り越えられることもきっとあるはずです。
嬉しいことや楽しいことだけでなく、悲しいことや辛いこともそうです。一人で抱える悲しみや辛さは、苦しいだけです。家族がいてくれれば、それが少しでも和らぎます。
まずは、誰かと時間を共有する事から始めてみる
ここまで長々と書き連ねましたが、こればかりは実際に結婚して家族を持ってみないとわからないこともありますよね。まずは、”誰かと時間を共有する”ことから始めてたらいいと思います。
楽しいことも嫌なことも、一緒に乗り越えられる相手がいるのは、とても幸せなことですから。ただ、もう1度書きますが、家族のために全ての時間を割く必要はありません。
なぜなら、それが義務化してしまうとストレスになってしまうからです。誰かのためとかで妥協をすると、惰性が身についてしまいます。結果、愚痴と不満が増えてしまいます。
なので、適度に自分の時間を持ってください。たとえそれが限られた時間になってしまったとしても、全くないよりはずっと良いはずです。
お金も時間も既婚ならではの使い方がある
お金にしても、結婚すると自分のために使えるお金は限られますが、相手が喜んでくれる・生活を守れるのは自分だ!と言う使命感は、既婚者ならではかと思います。
お金も時間も、自分だけのためにと言うのも否定はしません。独身には独身の、既婚には既婚の使い方があって、そこに確かな意味があるのです。
一生に1度は結婚を通して、その意味を実感すると言うのも良いのではと考えます。それはあなただけの貴重な宝物になるはずです。