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8年連れ添った彼氏と別れを切り出した29歳の夏・・・。もう年齢も年齢で、親からはいつ結婚するのかと責められ、かといって総合職の営業としてバリバリ働く傍らに出会いもなく、これではいけない!と一念発起!

そんな2015年夏。PARTY☆PARTYさんの婚活パーティーに参加してきました。スマホのネット検索ワードで「婚活」「パーティー」の文字を入力して、ぽちぽちと探しました。

自分の中で「婚活」ってあまりいいイメージがなく。結婚できない奥手の人がたくさんいるのではないかという先入観があったので、出会いがあれば儲け、出会いがなければ話のネタにしよう、暗いの気持ちで探していました。

趣味が同じがいいので、スポーツ観戦が好きな人限定の婚活パーティーに参加

さて、いざどんな婚活パーティーに参加しようかと探します。どうせなら話の合う人の多いパーティがいい、ということで、スポーツするのが好きな人、スポーツ見るのが好きな人というコミュニティのパーティに参加しました。

また、初めてパーティに参加する人間としては少し驚きましたが、きちんと年収の制限が○○百万以上というようについており、経済力のない殿方は参加ができないようでした。

いざ出陣!少しきれいめのワンピース、少しだけ高いヒール、ヘアもセット、いざ都内の某駅へ。到着するとおそらく同じコミュニティと思われる人と同じエレベーターに。

しかし先入観とはかけ離れてなかなかスマートで明るい印象。フロアに到着すると、やはり同じパーティへの参加者の方のようでしたが、男女で別のところへ案内されたためそこで離れました。

個室型の回転すし方式!みんな明るくて良い人ばかり

案内されたのは個別のブース。10人程度の女性がそれぞれ個別のブースに座り、そこを同数の男性がブースをぐるぐる回るスタイルのパーティでした。

どんな男性がくるのかどきどきしていましたが、そこも先入観を大きく崩され、皆さん非常に明るくて、むしろなぜ彼女がいないの?という方ばかり。話題が自分に合っていたので、楽しくお話ができたということもあるのかもしれませんが。

どうやら話を聞いていくと、仕事柄男性職場で周りに女性がいない、また仕事も忙しく女性と出会う機会がない、気づいたらこの年齢になっていまして・・・。という方がほとんどだったように思います。

直接連絡は禁止!文を渡す古風な感じ?と思いきやipadが登場

また、驚いたことがもう1つあり、直接連絡先やアピールはしてはいけないという決まりになっていました。

ですので、連絡してほしいという思いのある男性はブースに設置してあるメモ書きに連絡先を書き、スタッフに渡し、スタッフより女性にメッセージが渡るというシステムがとられていました。

部屋に通い、気のある女性には文を渡す・・・これだけ見ると非常に古風な恋愛の形のようですが、世は2015年、やはり昔とは違います。

一通り男性が女性を回った後、登場したのはなんとipad。ipadに気になる異性を3候補まで入力します。1回目のフィーリングタイムが終わると、自分が何人から想いを寄せられているのか、相手の競争率はどれくらいなのかわかるスタイルになっています。

2回目のフィーリングタイムがあるのですが、2回目は相手を変えられる仕組みです。

恋の駆け引き!候補選びは「あざとく」いきました

私の話をすれば、第1フィーリングタイム時に第1候補にさせていただいた方は非常に倍率が高い結果になっていました。自分の中では「そりゃそうだ」という思いが大きかったですが、だめでもともと、2回目も第1候補の方を第1候補としました。

あざとい所をいえば、第2候補の方が、自分に向いてくれていて、第1候補がだめでも第2候補の方とはつながることができそうだという下心もあったからでした。恋愛は駆け引きあってのものですね。

第2フィーリングタイムが終わり、さあ結果はいかに。「カップル成立」の文字がipadに。やはり見立てのとおり、第2候補の方と見事成立ということでした。

カップルというのは付き合う付き合わないではなく、「今後も連絡を取り合う」ということを意味しており、その説明はipad使用前にスタッフの方から説明がありました。

カップル成立後は連絡をとっていたが、なんだか違う!本音を言える相手が良い

第2候補の方と見事カップル成立となったわけですが、第1候補じゃないからダメというわけではなく、非常に良い方でした。

具体的にいえば、年下の方でしたが、相手のためにいろいろデートプランを練ってくれたり、相手のためにがんばる、そういう健気さを持っている方でした。

連絡先を交換後、しばらく連絡を取り合いましたが、連絡を取り合ううちに、「何かがちがうなあ」というモヤモヤに襲われることに。

自分のためにがんばってくれる、だけど何かが違う。それは今後自分の本音を言える相手なのかどうか、ということだとだんだんと気づいてきたのでした。

自分の気持ちを気付かせてくれた婚活パーティーでした

結果、出会った彼には深いことは話しませんでしたが、ごめんなさいをしました。そして別れた彼と復縁。今年、別れた彼と結婚しました。パーティで出会った彼とは成立しませんでしたが、この先を考えるきっかけになったのは間違いありません。

そして、話のネタにしようとしていたパーティ。非常に楽しく話もできたいいパーティだったので、今となっては周りに勧める側になっています。今私はお見合いおばさんになっています。

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