現在34歳専業主婦です。当時は31歳事務員でした。相手は30歳で医療品メーカーの営業をしていました。結婚をしようと思っていたので、当時は価値観が合う人を求めていました。
婚活をしようと思った動機は、結婚したいと思ってはいたもののいつまでたっても職場と家との往復で、習い事を始めても興味があるものは男性が少なく、本当に出会いが少ない状態だったので自分から積極的に動こうと思ったことです。
私が婚活を始める何年か前からお見合いを含めた婚活で結婚をしている友人が何名かいたので、その人たちに婚活方法を聞いてとりくみました。
婚活パーティーで相手がスイッチON!怖くて引いてしまった
私は、もっぱら婚活パーティーで婚活をしていました。街コンやエクシオなど大手で有名なものから、地域おこしで行っているようなパーティーにも参加しました。
中でも印象に残っているのが、あるパーティーでの出来事です。そのパーティーは、最初に1分ほどの自己紹介タイムで全員と話し、その後3回の5分のフリータイムがあります。
このフリータイムは、女性は椅子に座っていて男性が気になった人のところに行って話すというシステムでした。
最初の自己紹介タイムの時から、なんだか押しの強い方とお会いしました。私との会話で何かが琴線に触れたのでしょう、途中から椅子の距離が近くなり、上体を前のめりにしてきて自分のことを話してくれました。
それは、私が思わずのけぞってしまうくらいの近さで、初対面の方にぐいぐいと話されることに少し恐怖を感じてしまいました。
もしカップリングしなかったら待ち伏せされないかを思うくらい怖かった
そして、フリータイムの時にも来てくださり、自分の連絡先を書いた紙を私にくださると共に、私の連絡先も教えてください!と積極的にアピールをしてくださったのです。
が、正直に言うともうその時点で怖かったし、もしこの方とカップリングしなかったら私が出るのを待ち伏せされてしまうんじゃないかと思うくらいでした。
パーティーによっては、女性の方が先に退出できるパーティーや次回参加時にその方が参加しているかどうか確認して参加していたら自分が辞退できるようなシステムをとっているところもあるのですが、その会社のパーティーは初めて参加したのでどういう形態かわからなかったのです。
救世主登場!もうアタック男性を避けるように別の男性とカップリング
ところが、そこで救世主が現れました。3回あるうちのフリータイムでもう一人連絡先を渡してくださった方がいました。
衣料品メーカーの営業職をしているというその方は、自分の好みのタイプかというとそうではなかったのですが、悪い印象は持っておらず他の人とのフリータイムを見ていると連絡先をもらったのは私だけの様子です。
ということは、この方の番号を書いたら一緒に帰れるかも・・・・と思って、最後のカップリング投票の時にその方の番号を書かせてもらいました。
結果、その方とカップリングすることができ、心配していた積極的にアタックをしてくださった方も私が部屋を出たときにはもう帰られていて無事に会場を後にすることができました。
世の中の広さも知ったし、婚活パーティーのシステムを選んで参加するようにした
カップリングをした方とは、その日は食事などをしなかったのですが、後日連絡をとり、結果つきあうことになりました。その後は、性格の不一致が理由でお別れすることになってしまったのですが、この出来事を通じて色々な教訓を得ることができました。
私は平凡な人間で決してもてるタイプではないのですが、蓼食う虫も好き好き、熱烈なアピールをうけることもあるものだなぁと思ったのです。
同時に、女性が先に会場を後に出来るなどの対策をしてくれているパーティーに好感を持ち、その後は出来る限りそういった配慮をしてくれている業者を選んで婚活パーティーに参加するようにしました。
興味がなくても番号を書く!話してみたら気が合うかもしれないと発見した
また、自分が好みじゃない人でも初対面でフリータイムなどを入れても30分にも満たない時間で話しただけでは分からない事があるのだな、とおつきあいした彼から学びました。
出会いの幅を広げるためには、第一印象で、この人は好みじゃないからと番号をかかず「今日は収穫がなかった」と会場を後にするよりは、誰も好みの人がいないのなら嫌ではないという人や、自分に対して興味を持ってくれている人の名前を書いて、後日じっくりとお話をする方が新たな魅力が発見できると思いました。
実際に出会いが全くなかった私が、彼氏が久しぶりに出来たのは後日会って、気が合う部分を見つけたことがきっかけでした。結局別れる事になってしまったのですが、その時の経験は大きな財産となりました。